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自分「○○さんはチョコレートケーキは好き?」

相手「はい。好きです。」

自分「そうなんだ。じゃあ、コーヒーは好き?」

相手「まあ、好きです。」

 

 

上の例では、相手の事を知ろう知ろうと頑張っている様子が垣間見えますが、

相手に質問すればするほどに話が盛り上がらなくなってしまう

悪循環コミュニケーションに陥っています。

 

 

 

人に興味を持つことは、人間関係を良好なものにするためにも

非常に重要で、外せないポイントのひとつです。

 

 

しかし、興味を持ったからといって、相手に上記のような質問方式ばかりをとっていたら、

相手から「話がつまらない人」「ネチネチ人の事を聞いてくる人」

というレッテルを貼られてしまうかもしれません。

 

 

ですので、不名誉な烙印を押されてしまう前に、

相手が自然に自分の事をはなし出せるような環境を整える事も、

聞き手に取って重要なポイントの1つなのです。

 

 

相手から好きなように、自由な会話をしてもらう方法

 

 

このページの始めに出した例では、

相手は「はい」「いいえ」の二択でしか口を出すことができませんよね。

 

 

これでは、せっかく何か話したいと相手が思っていても、

なかなか自分の話をするタイミングを見出すことができません。

 

 

そうならないためにも、相手が「はい」「いいえ」以外の言葉で、

詳しく言えば、相手の好きな話し方で、相手の意見を求めることのできる聞き方

相手の話を聞こうとする必要があります。

 

 

「オープンド・クエスチョン」で、自由な会話ができる環境づくりを

 

 

自分「○○さんは、どんなモノが好きなの?」

 

 

相手「そうですね。食べ物だったら甘いものが好きです。

ケーキの中でも、ビターなチョコを使った苦くも甘いようなやつとか、最高ですね。」

 

相手「本が好きです。最近芥川賞を受賞した○○さんの小説なんですけど、

それの□□な所がすごい面白くて、ツボなんですよねー。

お昼休みにも、会社の屋上で読んだりしてます。」

 

 

オープンド・クエスチョンとは、上のように

「はい」「いいえ」以外の、相手が好きな言葉で答えられる質問方式の事を言います。

 

 

「どんな?」「どのように?」という疑問形を使えば、

相手も幅広い答え方ができますし、自然と自分の意見が話せる雰囲気になります。

 

 

 

 

また、上の例ではもう一つの聞き方のコツが隠されています。

それは、「どんなモノ?」と聞くことで、相手に求める答えが

さらに抽象的で自由度の高い内容になっている部分です。

 

 

 

「どんな食べ物?」と言ってしまうと、もし相手が本が好きな人でも

「そうですね。食べ物だったら甘いものが好きです。

ケーキの中でも、ビターなチョコを使った苦くも甘いようなやつとか、最高ですね。」

という、食べ物関係の情報しか得ることができません。

 

 

 

しかし、求める答えを抽象的にしたことで、

相手はおそらく、今一番好きなことで、ハマっていることであろう「本」の趣味について

どんどん情報をあなたへ公開していきます。

 

 

その上、相手の好きな事について質問したことで、

「お昼休みは屋上にいる」というプライベートな内容も分かりました。

この情報は、仲良くなるうえで大変貴重な情報になり得ます。

 

 

例えば、このままコミュニケーションを続けるうちに、仲の良い友達関係になれば、

「誕生日に屋上へ行って、好きな作家の書籍をプレゼントする」

なんてこともできるようになるからです。

 

 

そして、同時にこの行為は相手のプライベートな情報を知っているあなただからこそできる、

「あなたにしかできない、相手にとって気の利いた印象に残る大事な体験」

にもなり得るのです。

 

 

このように、オープンド・クエスチョンで相手に自由な発言をしてもらうことで、

知らない相手ともすぐに仲良くなることもできるようになっていきます。

 

学校でも友達作れず、会社員時代も上司や部下と上手くいかなかった管理人が誰とでも仲良く話せるようになり、人生が思い通りに行くようになった秘訣とは?

 

以前、私は人とまともにしゃべることすらできないコミュ障でした。

その上、一時期は人と話すことはおろか、ヒトの気配を感じただけで怖くなり、涙目になって逃げだしてしまうようなレベルの対人恐怖症でもありました。

 

しかし、どうにか自分の人生を変えたいと思い、他人と向き合うことに挑戦を続けていました。

その結果、対人恐怖症は改善し、また良い会話教材に出会い、正しい会話のコツについて学んだことで、

「誰とでも仲良くなれる」「仕事もケタ違いに上手くいく」ということを自ら経験しました。

   

実際に体験して分かったのですが、コミュ力は、才能ではなく鍛えられます。

そして、「会話術を学ぶことで誰でも自分の人生を好転させることができる」という真実を、産まれて初めて思い知ることになったのです。

 

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