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「人は褒められる事が好きだ」という事は、

別のページでもお伝えしてきましたが、

まだお互いの事を知らない初対面の状況などで、

いきなり相手を褒める事は避けるべきです。

 

 

例えば知らない人と会話をはじめて、いきなり

 

「なんてあなたはいい人なんだ!!」

「君は素晴らしい人ですよ!」

 

 

と言われても、まるで真実味が感じられません。

突然親しくない人からこんな褒め言葉を言われても、相手は困惑しますし、

おべっか・お世辞を言っているのは確実だということがバレバレです。

 

 

 

人をホメることは、対人関係を良好にするために非常に強力な効果を発揮します。

しかし、だからといって焦りながら褒める技術を使うのはご法度です。

相手も嘘を言われていることが分かりますので、不信に思われます。

 

 

褒める技術は、気心の知れた仲間に使うか、

会って間もない頃でも、ある程度コミュニケーションをとって、

お互いの緊張感がほぐれてから使うべきなのです。

 

 

相手をほめていいのはいつ頃から?褒めるタイミングについて

 

 

お互いの事が分かっていない初対面のケースでは、

褒め言葉をむやみに使うことはできません。

 

 

しかし、お互いを知らない間柄でも、

コミュニケーションをとって警戒心を取り除いた後であれば、

褒め言葉を使用しても問題ありません。

 

 

 

例えば、会ってからいきなり

「あなたは本当にイイ人ですね。」

 

と言われるのと、ある程度会話が盛り上がって、気軽に話せる状態になってから

「あなたは本当にイイ人ですね。」

 

と言われるのとでは、少しの会話時間の差があるだけなのにも関わらず、

感じ方には雲泥の差が生じます。

 

 

 

話し相手を褒めるときは、お互いの緊張感がほぐれ、

警戒心が少なくなってから褒め言葉を使うようにしましょう。

 

 

話していなくても褒めて大丈夫?何度も顔を合わせている場合の褒め言葉

 

 

また、あまり話したことがない関係にあっても、

学校の同じクラスや、仕事で同じ職場に長い間一緒にいるなど

お互いに何度も顔を合わせるような「顔なじみ」の場合は、

褒め言葉を使うハードルは大きく下がります。

 

 

 

これまであなたは、話した経験はほとんどないけれど、何度も顔を合わせている人には

なんとなく親近感を感じたり、安心したりする体験をしたことはありませんでしたか?

 

 

この現象は、心理学で「熟知性の原理」と呼ばれています。

人は、何度も会っている人間に対して徐々に好意を抱きやすくなります。

そのため、話をしたことがほとんどなくても、

気軽に話せる雰囲気が出来上がっていることが多いです。

 

 

ですから、顔なじみの人に対して、

「いつも助かってるよ。ありがとう。」

「この前も黒板消してくれたんだってね。本当にすごいよね。」

 

という感じで褒め言葉を使用しても、相手は何ら違和感を感じることはありません。

あまり話した経験がない人同士ても、

「顔なじみ」という要素で自然に話ができる環境さえできあがってさえいれば、

褒める技術で相手を自然に喜ばせることが可能なのです。

 

 

セールスマンと一般人の違い 褒め言葉を最初から使う人ってどうなの?

 

 

車や家など、高額な商品を販売するプロのセールスマンは、

お客さんと話し始めたその瞬間から、

下手に出てお客さんを褒めちぎるような態度をとります。

 

 

お客さんの立場に立ってみれば分かりますが、

販売員は明らかに社交辞令というか、お世辞を言っていることが分かります。

それなのに、お客さんは特に不満に思う人は少ないですし、

セールスマンも当たり前のようにおべっかを使いまくります。

 

 

 

はじめから褒め言葉を使うことは間違いじゃないのか?

そう疑問に思う人もいるかもしれませんが、

セールスマンと一般人同士の会話では、絶対に違う要素が一つだけあります。

 

 

 

 

絶対に違う要素、それはその場を取り巻く環境です。

セールスマンとお客さんのように、

買う側と売る側としての立場がはっきりと決まっているような場合、

お世辞を言って商品を買わせようとするのは当然だという

常識ともいえる認識がお互いの心の中に根付いています。

 

 

そのため、お客さんの立場から見ても、

「ああ、口が上手いなあ。」

と感心するだけで、特に不満を感じることはありません。

これは、お客さんもセールスマンがお世辞を言うことは前提条件だと思っているのです。

 

 

 

「はじめから立場が決まっていて、お世辞を言うのも許容範囲。」

セールスマンとお客さんとの関係では、

この環境が完璧に出来上がっているために、

いきなり褒める技術を駆使しても問題とはみなされないのです。

 

 

褒める技術を使う時は、TPOもわきまえよう

 

 

それに対して、私達一般人同士の会話では、

商売で当たり前とされているような常識は全く通用しません。

 

 

基本的に、人と人は対等な立場にたって会話に臨みます。

そのため、いきなり褒める技術を使いまくることは

明らかに不自然な行為だとみなされてしまうのです。

これが、セールスマンの会話と一般人の会話の絶対に違う要素です。

 

 

ほめ言葉を使う時は、お互いを知らないときは控えるようにして、

TPOをわきまえた使い方を心がけましょう。

 

学校でも友達作れず、会社員時代も上司や部下と上手くいかなかった管理人が誰とでも仲良く話せるようになり、人生が思い通りに行くようになった秘訣とは?

 

以前、私は人とまともにしゃべることすらできないコミュ障でした。

その上、一時期は人と話すことはおろか、ヒトの気配を感じただけで怖くなり、涙目になって逃げだしてしまうようなレベルの対人恐怖症でもありました。

 

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その結果、対人恐怖症は改善し、また良い会話教材に出会い、正しい会話のコツについて学んだことで、

「誰とでも仲良くなれる」「仕事もケタ違いに上手くいく」ということを自ら経験しました。

   

実際に体験して分かったのですが、コミュ力は、才能ではなく鍛えられます。

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