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社会生活の波に揉まれ、

手痛い洗礼を受けて撃沈寸前の私でしたが、

勇気を振り絞って自ら改善しようと行動したことで

周りの環境が大きく変えることに成功しました。

(前回の話はこちらです)

 

 

ですが、一番肝心の女上司へは多少の効果しか出ず、

その他の社員の方が高い効果が出てしまったので

問題の女上司との今後の対応についてどうするか、

私はまた考え始めていました。

 

 

しかし、その女上司の行動を研究していたある日、

私はある衝撃的な事に気づきます。

 

 

 

私と私の周りの人間に対する言動が

明らかに、「異様に」異なっている場面があったのです。

 

 

 

たとえば、私の部署では、誰かの誕生日のときには

双方の負担を減らすため、またトラブルを防ぐためにも

同じ部署の人達が少しづつお金を出して、プレゼントします。

 

 

私は誕生日の際に、いつも通り皆からのプレゼントとして

図書券を受け取っていました。

前回のページにも書きましたが、

私は状況を変えるために大量に本をネットで買っていました

 

私の机には、常に大量の本が入った荷物が届いていたので

「あの人は隠れた勉強家・読書家だ」

という誤ったイメージを周りに植え付けてしまい、

図書券をプレゼントされるようになってしまっていたのです。)

 

 

しかし、その後、仕事が終わって寮に帰ろうとしていたとき、

問題の女上司から

「○○君、こういうの好きそうだと思うから」

と、時には植物をプレゼントされたり、

時には靴下をプレゼントされたりしていました。

 

 

また、仕事のメールでも

「あなたはこうあるべきだと思うから、

もっとこうしていかなければならない。」

というような「願望メール」がときどき届いたり、

絵文字でハートマークがつけられたりすることもありました。

 

 

 

この不気味な現象は、後で分かったことですが、

強欲で身勝手な女上司が

「自分の理想とする○○君はこうあるべき」

勝手に私の人間性を決めつけていたことが原因になっていました。

 

 

私が女上司の理想通りの行動を取らなかった時には

ヒステリーを起こし、怒り狂います。

何が何でも私を女上司が理想とする

女上司の空想上の私に、私を染めようとするという

歪んだ愛情だったのです。

 

 

女上司は、自分の妄想と現実の区別が

半分つかなくなっていたのです。

おそらく女上司は、そのことに全く気づかずに

私と接していたと思います。

 

 

 

この狂気ともいえる感情と、

それに振り回されていることに気付いた私は、

もう女上司との対応方法を考える以前に、

自分の身の危険を本気で考え始めていました。

 

 

 

そして、考えに考え抜いた最終的な結論が、

自分が退職するということでした。

 

特異な体質を持った私が自ら退職することは

自分で社会人失格のレッテルを貼ったことにもなると感じ、

情けない気持ちでいっぱいでした。

(やはり私のような人間はどこへ行ってもダメなのか・・・

という敗北感と劣等感に襲われました。)

 

しかし、もうそうするしかないと思った私は

退職願いを部署の責任者である主任に提出することを決意します。

 

学校でも友達作れず、会社員時代も上司や部下と上手くいかなかった管理人が誰とでも仲良く話せるようになり、人生が思い通りに行くようになった秘訣とは?

 

以前、私は人とまともにしゃべることすらできないコミュ障でした。

その上、一時期は人と話すことはおろか、ヒトの気配を感じただけで怖くなり、涙目になって逃げだしてしまうようなレベルの対人恐怖症でもありました。

 

しかし、どうにか自分の人生を変えたいと思い、他人と向き合うことに挑戦を続けていました。

その結果、対人恐怖症は改善し、また良い会話教材に出会い、正しい会話のコツについて学んだことで、

「誰とでも仲良くなれる」「仕事もケタ違いに上手くいく」ということを自ら経験しました。

   

実際に体験して分かったのですが、コミュ力は、才能ではなく鍛えられます。

そして、「会話術を学ぶことで誰でも自分の人生を好転させることができる」という真実を、産まれて初めて思い知ることになったのです。

 

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人と目を合わせることすらできなかった、コミュ障エリート管理人の恥ずかしい過去と現在

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