相づちは会話のキャッチボールをするだけの道具にとどまらず、
テクニック一つで他人との会話のテンポをコントロールしたり、
会話を自由自在に弾ませることができることもできます。
もくじ
人の性格・タイプや話す内容に合わせて相づち方法を変えるコツ
日頃からチャキチャキ動いて会話も早口な人
普段からゆっくりとした口調で穏やかな雰囲気の人
無口でこちらから話さない限り何も口を出さない人
人それぞれ性格は違いますので、話し方もさまざまです。
そこで、話し相手のタイプに合わせて相づちのテンポをコントロールすれば、
会話にもより弾みが出てきます。
例えば、早口言葉な人には、
「うんうん。」「なるほどなるほど。」「ああ、そうなんだ!」
という感じに、急ぎ足な口調で話すと、話し相手からも
「この人とは気が合うな。」
「馬が合いそうだな。気に入った。」
と、親近感を持ってもらう事ができ、
早口言葉で話す人とより仲良くなるスピードが早くなります。
逆に、おっとりした性格の人を相手に話す時は、
「へえ~。」「そうなんだね~。」「うそ~?」
と、比較的ゆっくりした口調でリアクションを取るように意識すると、
相手も安心して会話に臨むことができます。
そして、無口で寡黙なタイプの人間に対しては、
こちらから色んなスピードの会話を出して様子を見ていきましょう。
一番話しやすそうな会話のテンポを見つけたら、
その調子のままで話していけば良いでしょう。
無言な人も、感情は表に出ていなくても、
自分に合わせようとしてくれていることに、きっと好感を持っているはずです。
人は、自分の価値観・生き方を肯定されることが大好きです。
そのため、話し方や話すスピードを合わせると、
無意識の内に仲間意識が働き、親密な関係になれると思わせる効果があるのです。
「人によって話し方を変えるなんて、何だか八方美人みたいで嫌らしい。」
と感じる人もいるかもしれませんが、そうではありません。
人によって態度をコロコロと変えることと、話し方を変化させることは全く異なります。
人に合わせた最適な言葉遣いや会話を選べるという事は、
他人を尊重している行為と同じ意味を持つのです。
相づちのバリエーションを増やして、会話を弾ませるコツ
また、相づちは同じ言葉一つとっても、
話すスピードや声の高低、声の大小を変えることで
全く違う印象を与えることができます。
たとえば、「へえー。」というリアクション言葉があります。
これを大きく高い声で「へえー!!」と言うと、
「心から驚いている様子」を伝えることができます。
しかし、低い音程でゆったりとした口調で「へえ~。」と発言すると、
相手の発言に対して「興味深い」と感じている印象を与えることができます。
「はい。」という返事一つとっても、
「ハイ。」
「ハイハイ。」
「はーい。」
「はい?」
「ハァ~イ。」
「はい・・・」
と言う感じに、同じ言葉でも話し方次第で
いろんなバリエーション・反応を作りだすことができます。
自分の相槌ボキャブラリーを増やして、
色んなテンポで会話に緩急をつけると、
それだけでも話が弾み、面白くなってきますよ。
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