自分「ねえねえ、新しい服買って見たんだけど、どう思う?」
相手「うーん?まあいいんじゃない。」
相手に感想を求めても、
どちらとも言えないような回答が返ってきたり、
本心ではイマイチだと感じられているような反応が返ってきたりします。
本当の事を聞きたいあなたにとって、こういう状況は好ましくないはずです。
相手から本音をなかなか聞きだせない事に、段々ストレスが溜まっていくでしょう。
「なんで?もっと本音を言ってくれないの!?」
しかし、こんな風に激怒してしまえば
相手はさらに自分の本音を言わなくなってしまうでしょう。
本当の気持ちを知りたいと思うのは人として仕方がありませんが、
相手もある理由が邪魔をしているため、本音を言っていないのです。
相手から本音を聞きだすためには、その「ある理由」を取り除き、
抵抗なく本音が言える環境を、あなたから用意しなければなりません。
もくじ
人が本音を安易に言わない理由
相手が本音を言わない理由は、ずばり
「あなたを傷つけたくないから。」です。
上の例で言えば、
「うーん、君ってセンスが悪いんだな。」
「もうちょっとフワフワした服装が俺好みなんだけどな。」
といった感じで、ストレートに思ったことを言ってしまうと、
あなたを落ち込ませてしまう可能性があるのではないかと考えているのです。
また、傷つけてしまった挙句、
怒られてしまい仲が悪くなるなんて最悪な結果になるのは
相手としても絶対避けたいのです。
あなたが「どうして本音を言わないの?」
と気軽に構えていても、実は相手は余計な心配もしていたりするものなのです。
相手はあなたが思っている以上に、あなたとの衝突を避けようと苦心しているのです。
人の本音を聞きだす環境づくり 相手に「前向きな意見」を求める
相手は、あなたの意見を否定して傷つけること、そしてお互いの衝突を恐れています。
つまり、相手に本音をしゃべらせるには、
否定言葉ではなく、肯定的な意見をしゃべらせようと仕向ければよいのです。
簡単に想像できるよう、上の例で成功例を出してみましょう。
自分「ねえねえ、新しい服買って見たんだけど、どう思う?」
相手「うーん?まあいいんじゃない。」
自分「ありがとう。でも、何かちょっと自分じゃない感があるんだけど、
私って、どういう服装が一番似合うのかなあ。」
相手「そうだなあ。今のもいいと思うけど、
ちょっとふんわりした感じのやさしい服装とかどう?」
いかがでしたか?
あなたが「もっと良くなるためにはどうしたら良いか」と肯定的で前向きな意見を求めると、
相手は何の抵抗なく、自分の本音を言いだすことができていますよね。
このように、相手の本心を聞きだすためには、
ストレートに質問を投げかけるのではなく、
少しニュアンスを変えて、話しやすい環境を整える事が大切です。
また、相手に話しかけるときに
優しそうな雰囲気で話しかけると、
相手は安心して、より簡単に本音を打ち明けることができるでしょう。
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