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営業マンが得意先の店舗を定期的に回るのは、

単に用事があるから行くというわけではなくて、儀礼的な考え方もあり、

「これだけ厚意にしているのですから、また何かあったら注文お願いしますね。」

といった裏の目的があってこその行為です。

 

 

しかし、何度も会いに行くときに同じような話をしていては、

「この人いつも同じ事話してるな。」

と退屈される恐れもありますし、

場合によっては形式的な挨拶が嫌で煙たがれる存在になるかもしれません。

 

 

「そんな事を言っても、挨拶をしておくのは大切だし、

上司からは「行ってこい」と言われているのだから仕方ない。」

たしかにその通りです。

そこで、形式的で飽き飽きする挨拶を

気の利いた営業トークに変える会話術が活躍します。

今回は、営業トークの達人に学ぶ、

本当に言いたい事をさりげなく簡単に伝えるトーク術について解説したいと思います。

 

 

つまらないルートセールスを売れる営業トークに変える会話術・コツ

 

 

毎回同じ担当者と挨拶を続けていると、

どうしてもワンパターンな会話に陥ってしまいます。

仲良しの友人といつもベッタリ一緒にいると、

いつのまにか話すことがなくなってマンネリ化する

あの原理と基本的には同じことが起きています。

 

 

最後には顔をちょっと合わせるだけで、

「はい、さようなら。」状態になりがちです。

しかし、いち営業マンとして、会社の代表として外回りをしているわけですから、

もう少し気の利いた営業トークをかましておきたいところです。

 

 

かといって、

「これ、買ってください。」

「この商品、目立つところにおいてくださいね。」

などと、会社の都合の良い要望をストレートに言っているようでは、

逆に得意先から嫌われてしまう可能性があります。

 

 

そこで、マンネリ化を崩す良いセールストーク術があります。

それは、日常会話の中に自分の伝えたい言葉をさりげなく入れておき、

間接的にメッセージを送るという方法です。

具体的には、以下のような会話例になります。

 

 

会話内容にさりげなく営業トークを忍ばせる会話術

 

 

「先ほど、他の店舗さんも回らせて頂いたんですけれど、

当社の○○という商品が売り切れておりまして、

お客様対応がとても大変そうでしたよ。

最近値下げした商品だったので、消費者も敏感に反応していたみたいですね。

 

そういえば、△△も値下げしたので、△△も在庫がすぐなくなるかもしれません

私みたいな営業マンは、売り上げが上がる事自体は嬉しいんですけど、

値下げした分利益が下がるので会社としては微妙なところなんですよねー。」

 

 

 

上の会話例では、○○という商品が他の店舗で売り切れた理由に

「値下げ」を行った点を挙げています。

そして、次に△△という商品が値下げするという事を教えて、

今後すぐに注文しないと在庫がなくなることを示唆しています。

 

 

この会話を聞いた取引先は、あなたが会社へ帰った後、

すぐに注文の連絡をくれるかもしれません。

なぜなら、値下げした商品はよく売れるという事があなたの話で判明し、

その上で値下げしたばかりの商品を教えてくれたからです。

 

 

このように、何気ない会話の中に

自分の伝えたい事を間接的に伝えてあげることで、

ただの日常会話が売れる営業トークに様変わりします。

そして、取引先からも「ただのあいさつ回りの人間ではない。」

と一目置かれ、感謝される存在になります。

 

 

脱!マンネリ化 さりげない間接トーク術で自分の意思を気軽に伝えよう

 

 

上記で説明した会話術のように、

自分の本当に伝えたい事をさりげなく伝えるトーク術を

「オフビート話法」と言います。

 

 

この「オフビート話法」は、セールストークに使えるだけではなくて、

言いたい事がなかなか言えない友人関係、

本音を伝えなければならないのに、上手く伝えられない時、

恥ずかしいけどさりげない優しさ・好意を伝えたい時、

別れたいけどストレートに言えない交際関係、

いろいろなシチュエーションで応用できます。

 

 

マンネリ化した人間関係でも、この会話術のコツをつかめば

自分の意思をさりげなく伝えられるようになります。

特に、強気な発言をするのが苦手な人は、試しに使ってみるのも良いでしょう。

 

学校でも友達作れず、会社員時代も上司や部下と上手くいかなかった管理人が誰とでも仲良く話せるようになり、人生が思い通りに行くようになった秘訣とは?

 

以前、私は人とまともにしゃべることすらできないコミュ障でした。

その上、一時期は人と話すことはおろか、ヒトの気配を感じただけで怖くなり、涙目になって逃げだしてしまうようなレベルの対人恐怖症でもありました。

 

しかし、どうにか自分の人生を変えたいと思い、他人と向き合うことに挑戦を続けていました。

その結果、対人恐怖症は改善し、また良い会話教材に出会い、正しい会話のコツについて学んだことで、

「誰とでも仲良くなれる」「仕事もケタ違いに上手くいく」ということを自ら経験しました。

   

実際に体験して分かったのですが、コミュ力は、才能ではなく鍛えられます。

そして、「会話術を学ぶことで誰でも自分の人生を好転させることができる」という真実を、産まれて初めて思い知ることになったのです。

 

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