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社会人生活で人の狂気に触れた私

どうすることもできず、

退職届を出すことを決意しました。

(前回の話はこちらです)

 

 

 

話は少し戻りますが、実は退職届を出す少し前に、

「社会人時代の私 前編」で紹介していた

素晴らしい人間性を持った人と仕事で少しばかり

関わるようになっていました。

(その素晴らしい人間性を持ったやさしい人を

ここではYさんとします。)

 

 

関わる回数が増え、Yさんの人柄に触れるたびに、

「本当にやさしくて、魅力的な人だなあ」

と感じるようになっていました。

 

 

そこで、ただ単に退職するだけでは

何の結果も残せないと感じた私は、

ひとつの目標を打ち立てます。

 

 

 

その目標とは、誰もが魅力的に感じるYさんと

親しい友人と呼べる関係になるというものでした。

 

 

周辺の男性からもモテモテで

同性の女性からも人気があったYさんと仲良くなるというのは

当時の私には結構ハードルが高く

その時はYさんの姿を見ただけでも緊張するような

情けない状態でした。

 

 

 

しかし、

「ここでYさんと仲良くなれなかったら

私の人生は本当に終わってしまうんだ!」

と、なぜそう思ったかは自分でもよく分からないのですが、

自分を奮い立たせるためにもそう思い込み、立ち上がります。

 

 

 

とりあえず、気合いで立ち上がった私は

まず、自分に最も効果があった書籍とネットの情報を読み直し、

そこからさらに信頼できそうな会話術・テクニックを載せている情報を

リサーチしていきました。

 

 

それらの情報と、私の今までの経験を元に、

私はある作戦を考えました。

 

その作戦とは、Yさんの周りにいる人と積極的に交流し、

信頼を集めながら徐々にYさんとも交流を深めていくというものでした。

 

 

 

少し間違えば、あざとさ満点で嫌われること請け合いのこの作戦

しかし、これが社会人最後の大作戦だと決めていた私は

作戦を実行に移します。

 

 

 

しかし、この作戦は周りの人に良い人達が多く、

私が元から話しかけやすい状況だった、

という理由もありますが、思いの他うまくいきます。

 

 

実は、Yさんと特に仲の良い人達の中には

私が仕事で話す機会の多い人も何人かいたのです。

(そのうちの一人をMさんとします。)

 

 

「この機会を逃す手はない!」

そう思った私は、社会人時代中編で勝ち取った信頼を利用し、

その後も仲良くなるためにもささいなアクションを

Mさんに繰り返し行っていきます。

 

 

その後、気軽に挨拶ができる仲になったMさんが

Yさんと一緒に私の所へ話しにきてくれるようなことも増え、

二人でも少しは会話できるような間柄になり、

Yさんとも気軽に声をかけられるようになりました。

 

 

 

そして、私の退職日が来月という時期に差し掛かったとき

仕事で長く関わってきたMさんが結婚、退職するということを

聞かされます。

 

 

私自身も来月に退職する身でしたので、

何か双方にとって思い出に残ることはできないかと考えた末、

仲の良い人達と一緒に食事に出かけるということを思いつきました。

 

 

最終的に、MさんとYさんの3人で出かけることに決定し、

「これが最後だし気合入れていくか!」

と意気込みを入れました。

 

 

 

しかし、当時車の運転は免許を取っただけで

外での本番運転はとてもできなかった私

 

その上、人と外食する経験など、

産まれてから今の今までほぼゼロの私にとって

友人と外での外食というのはかなりハードルが高かったので

当日の車の運転と、スケジュール、お店の場所など

全てYさんに丸投げという

男としてあり得ないくらい不甲斐なく、

言いだしっぺとして大変失礼なことをしてしまいました。

 

 

 

せめて、二人には絶対楽しんでもらおうと

自分なりに脳みそに汗をかくような思いで

積極的に話していたのは今でも覚えています。

 

 

 

どうにか当日は笑顔で過ごしてもらえましたが、

二人とも自分よりも大人なので、

私にずっと気を遣ってくれたのではないかと

内心ではションボリしていました。

 

 

帰る途中に、お二人には楽しかったこと、

そして当日のお店選びなどをしてもらったことに対しての

感謝のメールを送りました。

 

すると、帰った後に二人からも

企画してくれて嬉しかったとのメールが届きましたので、

一安心した私でした。

 

 

 

「一緒に食事も行けた仲にもなれたということは

これはもう親しい友人関係なれたに違いない!」

そう思った私は踏ん切りがつき、

気持ちよく?会社を退職することができました。

 

 

 

今思えば、自分でたてた目標を達成したのは

これが初めてでした。

 

 

中学受験にも失敗し、高校受験も受験校のランクを落とし、

その他スポーツ等でも何の実績も残せなかった私。

 

人と交流することに絶望感を持っていたので

オシャレもできない、趣味もない、

はっきり言って人として何の魅力もない私。

 

競争で勝ったことがあるのは、せいぜいゲームの中だけでした。

 

 

そんな私が初めて「友人関係を作る」という

形になる目標を達成したのは、

私にとって大きな自信にもつながりました。

 

 

ちなみに、Yさんとは今でもたまに会って話をしますが、

やはり今でも魅力的で、会う度に元気を与えられるので

「自分はまだまだだなあ」

と勉強させられます。

 

 

そんなワケで、会社を自主退職した後は、

実家に帰り、最近多忙になってきたと言う親の仕事を手伝いながら

生活することになります。

 

学校でも友達作れず、会社員時代も上司や部下と上手くいかなかった管理人が誰とでも仲良く話せるようになり、人生が思い通りに行くようになった秘訣とは?

 

以前、私は人とまともにしゃべることすらできないコミュ障でした。

その上、一時期は人と話すことはおろか、ヒトの気配を感じただけで怖くなり、涙目になって逃げだしてしまうようなレベルの対人恐怖症でもありました。

 

しかし、どうにか自分の人生を変えたいと思い、他人と向き合うことに挑戦を続けていました。

その結果、対人恐怖症は改善し、また良い会話教材に出会い、正しい会話のコツについて学んだことで、

「誰とでも仲良くなれる」「仕事もケタ違いに上手くいく」ということを自ら経験しました。

   

実際に体験して分かったのですが、コミュ力は、才能ではなく鍛えられます。

そして、「会話術を学ぶことで誰でも自分の人生を好転させることができる」という真実を、産まれて初めて思い知ることになったのです。

 

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