昔の日本は年功序列の縦社会が長きに渡り続いてきました。
そのため、今まで年下の人間が年上の人間よりも偉くなることは極めて稀だったのです。
(殿様や跡継ぎの息子など、産まれた瞬間偉いという例外的な立場の人間もいます。)
しかし、現代社会はどんどん効率的になり、
デキる人間に正当なポストを与える実力主義社会に突入しています。
そのため、最近では一回り以上年下の人間が上司になり、
数十人の部下の年齢が、人生の先輩と呼べるような年代になっていた、
というような状況は当たり前の光景になってきました。
仕事のデキる能力値の高い人間が上の役職に就くこと自体は、
評価の公平・不公平さの観点で見ても良い事のように思えます。
しかしながら、この多様化した人間関係は、
これまで誰も経験していなかったことで、上手く対処できる人もなかなかいません。
社会の変化により、ただでさえ部下の育成に困る・悩む人がいるというのに、
部下への指示・指導・コミュニケーションが一段と難しくなってしまったのです。
もくじ
部下でも一応は年上!人生の先輩だと最低限の言葉遣い・マナーは控えよう
まず、仕事中でもプライベートでも関係なく気をつけておくべき注意点として、
タメ口など偉そうな態度は控え、最低限の言葉遣い・マナーを守るように心がけましょう。
いくら自分の部下といえども、年齢的には年上で人生の先輩なのです。
「年下でも上司だから!!」と力んでしまうと、
つい威圧的で偉そうな姿勢を取ってしまい、関係に亀裂が走る原因となります。
年下の管轄で動く年上部下の目線からしても、年下上司は何かと接しづらい存在ですので、
こちらも一社会人として、気を配って節度ある対応で接するようにしましょう。
年上の部下に指示・指令を出す時の対処法・扱い方・指導のコツ
次に、実際に年上部下に仕事上の指示を出す時の扱い方ですが、
会社内での指導については立場上でも普通に考えても
あなたの方が絶対的に上の状況になります。
そのため、変に気を遣ってよそよそしい態度をとったりしてはいけません。
仕事上は遠慮することなく、はっきりと指示を出すようにしましょう。
また、指令を言う時も、言葉遣いは丁寧に言うようにしてください。
「もし、自分が逆の立場ならどう対処されるのが嬉しいだろうか?やりやすいだろうか?」
と、先輩部下の気持ちになって考えてみるのも良いでしょう。
年上部下とのプライベートの付き合い・接し方について
最後に、年上部下と仕事の絡まないプライベートな場所での付き合い方、
扱い方についてですが、
会社を離れると基本的に年齢差で立場がある程度決定するので、
敬語を使って先輩を扱うように対応するのが好ましいでしょう。
会社の中では自分が上司でも、
外では尊敬しながら接してくれるあなたに対して
年上部下も「よくできている人だな。」と、逆に尊敬してくれるようになるかもしれません。
また、年上部下と仲良くなれば、人生の先輩としての体験談や
ためになるアドバイスなども教えてくれるようにもなります。
学校でも友達作れず、会社員時代も上司や部下と上手くいかなかった管理人が誰とでも仲良く話せるようになり、人生が思い通りに行くようになった秘訣とは?
以前、私は人とまともにしゃべることすらできないコミュ障でした。
その上、一時期は人と話すことはおろか、ヒトの気配を感じただけで怖くなり、涙目になって逃げだしてしまうようなレベルの対人恐怖症でもありました。
しかし、どうにか自分の人生を変えたいと思い、他人と向き合うことに挑戦を続けていました。
その結果、対人恐怖症は改善し、また良い会話教材に出会い、正しい会話のコツについて学んだことで、
「誰とでも仲良くなれる」「仕事もケタ違いに上手くいく」ということを自ら経験しました。
実際に体験して分かったのですが、コミュ力は、才能ではなく鍛えられます。
そして、「会話術を学ぶことで誰でも自分の人生を好転させることができる」という真実を、産まれて初めて思い知ることになったのです。
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