「私は全然話ができない会話下手なのに、
なぜかあの人と話すと楽しくおしゃべりができる。」
あなたは、このような不思議な経験をしたことはありませんか?
これは、話し相手が人にしゃべらせようと誘導する技術が高いから
自分も影響を受けてしゃべることができていることが理由です。
しかし、話すつもりなどなくても、いつの間にかしゃべってしまっていたり、
憂鬱な日でも、相手のペースにつられて楽しくおしゃべりをしてしまったりする現象は、
考えてみると不思議で仕方がないですよね。
「相手のパワーに圧倒されているのかな?」
相手の能力によって自分が支配されていることは確かです。
しかし、その現象の詳細についてはよく分からないという人も多いと思いますので、
今回は、「人に話してもらうための話し方」その真相について、
具体的な例を交えてお話ししたいと思います。
もくじ
しゃべらせる話術その1 相手の得意分野 話したい事をしゃべらせる
見ず知らずの女性に対して、マニアしか知らないようなゲームや漫画の事について
「○○面白いよね」「○○っていうゲーム難しくない?」
と話題を振っても、相手の女性が盛り上がるどころか、
冷めてしまい、さらに無口になることは想像に難しくないかと思います。
このように、相手の詳しくないこと、興味のないことについて話を始めても
相手側からしゃべることはできません。
なぜなら、相手はそのジャンルについて無知なので、
何をしゃべってよいか全く分からないからです。
相手に話してもらいたい時は、相手が興味を持っている分野、
得意な分野の話題を振りましょう。
きっと話題を振られた相手は
少し話しているはずが、長時間話し込んでしまった
と錯覚するくらいに話し込むはずです。
しゃべらせる話術その2 相手に発言を求める疑問形を活用する
相手が話している内容について、
「あ~そうなんだ(やる気のなさそうな声で」「へぇ~(興味なさそうな態度で)」
という無気力なリアクションを続けていれば、
相手も「何だ、私の話に全然興味ないんだな・・・」
とシラケてしまいます。
そうならないためにも、「自分はその話に興味を持っていますよ」
「もっと内容を詳しく聞きたいですよ」
とサインを送ることが重要になります。
「どうしてそうなったの!?」「え!?それって何でですか!?」
という風に、相手の話に合わせて疑問形で振る事によって
話している相手も「あ、私の話、ちゃんと興味を持って聞いてくれてるんだ!」
と安心して、より楽しく会話を続けてくれるようになります。
しゃべらせる話術その3 肯定的な意味の相槌を送る
時には「それってどうかと思った」「私は逆だと思う」
と否定の意見を出して、相手に「オォッ」と驚かせる話術も存在しますが、
終始冷静に話を否定されていると、相手も段々話すことがつまらなくなってきます。
人とコミュニケーションを取ることの目的は、
相手の事を知り、お互いを理解して、できれば仲良くなることにあります。
「えぇ!?そうなんですね!!」「それってすごい!!」「ああー!!なるほど!!」
と、相手の話した内容に対して、肯定的で同意している姿勢を見せることで、
場は盛り上がりますし、相手も楽しい時間が共有できていることを実感できます。
最後に、これらの話術について共通点をまとめると、
相手のことをより深く知るためにも、相手とより楽しい時間を過ごすためにも、
相手のことを思いやる行動を取れることがカギとなります。
具体的な会話テクニックも当然重要ですが、
実践に移る時は、一番の基本となる「相手を思いやる気持ち」を忘れないように注意しましょう。
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以前、私は人とまともにしゃべることすらできないコミュ障でした。
その上、一時期は人と話すことはおろか、ヒトの気配を感じただけで怖くなり、涙目になって逃げだしてしまうようなレベルの対人恐怖症でもありました。
しかし、どうにか自分の人生を変えたいと思い、他人と向き合うことに挑戦を続けていました。
その結果、対人恐怖症は改善し、また良い会話教材に出会い、正しい会話のコツについて学んだことで、
「誰とでも仲良くなれる」「仕事もケタ違いに上手くいく」ということを自ら経験しました。
実際に体験して分かったのですが、コミュ力は、才能ではなく鍛えられます。
そして、「会話術を学ぶことで誰でも自分の人生を好転させることができる」という真実を、産まれて初めて思い知ることになったのです。
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