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「自分の事は棚に上げて、いつも傲慢な態度で接してくる。」

「コチラ側に少しでも非があったら偉そうに人の事を悪く言う癖に、

自分に非があると、「ごめん」の一言もなく、何事もなかったかのように終わらせる。」

 

 

このように、人の発した言葉の間違いを指摘したり、

ミスを攻め続けたりすることで、積極的に他人の揚げ足を取る人っていませんか?

 

 

こういう傲慢な性格の人の会話パターンは、

上司の自分は偉そうにしているくせに、部下の誰かにちょっと何かあったら

グチグチと愚痴をこぼしたり、いかに部下が間違っているかを説明して

とにかく自分を有利な立場に立たせようとするのが特徴です。

 

 

しかしながら、冷静に傲慢で偉そうな人の特徴について考えた時、

一つの疑問が思い浮かびます。

一体どうして、そんなに他人の揚げ足を取って自分を優位な立場に立たせることに必死なのか?

その点について深く観察していくと、偉そうにしている人の心理状態と

適切な対処法・付き合い方が自ずと判明してきます。

 

 

なぜ、傲慢で偉そうな人は他人の事を悪く言い続けて、言葉の暴力を止めようとしないのか?

 

 

職場の同僚や上司・取引先の関係者・学校の先輩・後輩・友達・ご近所の隣人など

あなたの身の周りにも、上記のように執拗に他人を攻めようとする人はいませんか?

そして、もしいた場合、この人達はあなたの目にどのように映るでしょうか?

 

 

 

 

客観的に偉そうな人の行動を見た時、

きっと「やつあたり」「憂さ晴らし」「ストレス発散」

などの類の行動を取っているように見えるのではないでしょうか?

 

では、この人達がなぜ他人より優位な立場に立つことを

ストレス発散の方法として選択しているのでしょうか?

 

 

 

 

その理由は「私はもっと偉いのだ」ということを周囲に誇示するためです。

自分はもっと力を持っているスゴイ人間なのだ、ということを確かめたいがために、

ちょっとした出来事でも自分の優位性を証明できそうなら

心を満足させるために、この会話パターンを使ってしまうのです。

 

 

特に、人の事を必要以上に悪く言おうとする人は、

自分より立場の弱そうな人・能力の弱そうな人間をターゲットにする傾向が強いので、

上司や先輩など、自分より実質的に上の人間がこのタイプの場合は

対処するのに自分のパワーの相当量を使う必要が出てきます。

「嫌われる上司」「煙たがれる先輩」「尊敬できない先生」

と評判の人は、このタイプの性格が多いですね。

 

 

傲慢な人・偉そうな人への接し方・関わり方

 

 

偉そうな人は、ただでさえ自分の事を悪く言われることに抵抗感を強く持つため、

こちらも同じように反論しようとするのは火に油を注ぐようなモノで、逆効果です。

 

 

そこで、偉そうな人・傲慢で人の事を悪く言いたがる人へは、

あなたはとても偉いということを伝える、それらしい言葉をどんどん言ってあげて

早く心を満足させてあげようとすることが理想の対応法です。

具体例を出すと、以下のような「相手を喜ばせるプラスのストローク」に当たる言葉を指します。

 

 

「申し訳ございまんでした。○○さんだったら、このような事態にはならなかったはずです。」

「これほどの被害で済んだのは、○○さんの力があったからです。」

「○○さんの実績と対応力は本当にすごいですよね。私も見習ってもっと精進努力します。」

 

 

元々偉そうな態度を取っている人は「自分は偉い」「自分はすごい」

という欲求を満たしたいがために、他人を攻撃しています。

それならば、コチラから先に「自分は偉い」という欲求をお腹いっぱいになるまで

満たしてあげれば、相手も寛大な気持ちになってくれるということです。

 

 

 

「あの人はひねくれている」

「人を攻めてばっかりで、本当に嫌な性格の人だ。」

「こんなに変な人が世の中にはいるのか。人格が壊れている人っているんだな。」

 

このように、自分にとって嫌な存在を否定して、向き合うことを忘れてしまうのも一つの方法です。

しかし、自分から相手と全く違う方向を向いてしまえば、

それ以上の関係改善は、今後望めなくなってしまうでしょう。

 

学校でも友達作れず、会社員時代も上司や部下と上手くいかなかった管理人が誰とでも仲良く話せるようになり、人生が思い通りに行くようになった秘訣とは?

 

以前、私は人とまともにしゃべることすらできないコミュ障でした。

その上、一時期は人と話すことはおろか、ヒトの気配を感じただけで怖くなり、涙目になって逃げだしてしまうようなレベルの対人恐怖症でもありました。

 

しかし、どうにか自分の人生を変えたいと思い、他人と向き合うことに挑戦を続けていました。

その結果、対人恐怖症は改善し、また良い会話教材に出会い、正しい会話のコツについて学んだことで、

「誰とでも仲良くなれる」「仕事もケタ違いに上手くいく」ということを自ら経験しました。

   

実際に体験して分かったのですが、コミュ力は、才能ではなく鍛えられます。

そして、「会話術を学ぶことで誰でも自分の人生を好転させることができる」という真実を、産まれて初めて思い知ることになったのです。

 

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