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「話す側」と「聞く側」

この二人の立ち位置の内、どちらが心理的優位な立場にあるかと問いかけられた時、

あなたはどちら側が会話のイニシアティブ(主導権・先導力)を持っている立場だと思いますか?

 

 

 

 

正解は、「話を聴く側」です。

主観的に見れば、発言をする人の方が強い立場にあるようにも見えます。

しかし、客観的に見れば、話をする側よりも聴く立場の人の方が

心理的にも絶対的優位性を保っていることがよく分かります。

その証拠に、その道のプロは皆、「話を聞く側」になろうと意識して行動しています。

 

 

話し合いでは、「話す人」よりも「話を聴く人」の方が有利な立場になる理由

 

 

まず、パッと見て「話す人」の方が会議や話し合いの場で有利な立場にあるように錯覚する理由として、

自分の言いたい事を感情的にどんどん言えているように見えていることが挙げられます。

 

 

確かに、話し手が畳みかけるように次々と持論を展開していった時、

聞き手がそれを全て聞こうとすることに集中すると

聞き手が何かを発言する前に、再度話し手が何かを話すというパターンが出来上がってしまいます。

高圧的な人、威圧的な人はこの状況に持っていこうとする人が多いので、

それが「話す側」の方が話し合いでは有利だと誤解される原因になっています。

 

 

 

しかし、マシンガンのように喋りまくる話し手に対して、

話を聞いている側が質問・問いかけをしてみるとどうなるでしょうか?

ガンガン話をしていた相手は、聞き手の突然のツッコミに対して

返答する必要が出てきます。

 

 

そして、言いたい事を感情に任せてどんどん発言していると、

聞き手は些細な事でも気になったことは何でも問いかけられるようになります。

そうなれば、話す側の人は「自分の主張を話すこと」よりも

「相手の質問に答えること」に意識を集中せざるを得なくなるために、

次第に自分の言いたい事を言う暇がなくなってしまいます。

 

 

それに対して聞く側の人は、自分の気になったことを

短い言葉でちょっと質問するだけです。

少しの労力で相手をどんどん喋らせることができるため、

「話を聴く側」の人が、次第に会話の主導権を自分のモノにしていくことができるというわけです。

 

 

会話の主導権を握る方法は「話す側」ではなく「聴く側」になって質問すること

 

 

特に聞きたい事が無いという場合でも、

「どのようにお考えですか?」「どう思われますか?」

と疑問詞を使った問いかけをするだけで、

話し相手に自分のいう事を聞いてもらう事ができます。

 

 

そして、この会話の主導権を握るトーク術は、

営業マン・セールスマンなどの仕事の場においても

強い力を発揮します。

 

 

自分の欲しい商品について自分から答えない人にも

 

「どういった商品がご希望ですか?」

「コストの安い製品がお望みですか?」

「コチラはお客様にお勧めできるエコがウリの商品でして…」

 

と、疑問形を使った質問を駆使することで、相手は喋らざるを得ない状況になり、

どんどん自分のペースに相手を連れ込むことができます。

アパレルショップの店員さんや

大都会の大きな量販店などは、特にこの売れるトーク術を使っているのが分かります。

 

 

つまり、なぜデキる営業マン・セールスマンがこぞって「聴く側」に徹しようとするのかというと、

自分の立ち位置を「聴く側」にすることで、会話の主導権を握って

お客様を誘導することが容易になるという事を熟知しているからだったのですね。

 

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以前、私は人とまともにしゃべることすらできないコミュ障でした。

その上、一時期は人と話すことはおろか、ヒトの気配を感じただけで怖くなり、涙目になって逃げだしてしまうようなレベルの対人恐怖症でもありました。

 

しかし、どうにか自分の人生を変えたいと思い、他人と向き合うことに挑戦を続けていました。

その結果、対人恐怖症は改善し、また良い会話教材に出会い、正しい会話のコツについて学んだことで、

「誰とでも仲良くなれる」「仕事もケタ違いに上手くいく」ということを自ら経験しました。

   

実際に体験して分かったのですが、コミュ力は、才能ではなく鍛えられます。

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