いくら中身がイイ人であったとしても、
言葉遣いをひとつ誤ってしまうと、人に大変な不快感を与えてしまいます。
否定形を頻繁に使うことは、相手の存在そのものを
全否定しているように聞こえるという話をしましたが、
いくら性格が良くても、その性格の良さを表に出す「伝え方」の技術が拙いと、
元も子もありません。
自分がいくら相手のためを思って言った言葉も、
言われた相手にとっては嫌味のように聞こえてしまうことがあるからです。
ここでは、相手に不快感を与え、反発されないようになるための、
人に好かれる人が使用する言葉遣いについて紹介したいと思います。
もくじ
人から嫌われ、逆恨みされるような言葉遣いとは?
冒頭でもお話ししましたように、
人は自分の発した言葉を頭ごなしに否定されることを嫌います。
強い否定言葉を使ってしまうと、存在そのものが全否定されているような気がするので、
強い反発心を持ち、相手の存在に警戒心を抱くようになります。
自分中心の物差しで考える人は、
相手の立場や尊厳を考えませんので、
「何でそんなことをしているんだ!」
「バカじゃないか?そんなことも分かっていないのか!?」
といった感じで、相手の自尊心を打ち砕くような言葉を発してしまいます。
上のような強い否定言葉には、相手の尊厳を守ろう・恥をかかせないようにしようという
相手を想った心遣いなど一ミリも感じられません。
自分の自尊心・尊厳など全て踏みにじられた人は、
「そんな風に言われたら、私という人間の存在自体がダメみたいに聞こえるじゃないか。」
「私だけがバカみたいに話して・・・、嫌になっちゃう。」
と、ひどく落ち込み、そして話しかけてきた人の事を嫌いになってしまいます。
嫌いになるのも当然です。自分の存在を否定する人間を
好きになる人など、この世に存在しないでしょう。
万が一いたとしても、その人は仙人か何かのはずです。
また、相手がいくら注意しても、反省することもないでしょうし、
真剣にあなたの話を聞こうともしないでしょう。
むしろ、相手の方が悪いと逆恨みするようになってしまいます。
人から好かれ、信頼感を勝ち取る言葉遣いとは?
しかし、言い方一つ変えるだけで、相手に与える印象はガラリと変わります。
相手に受け入れてもらえるような話し方のコツは、
否定的ではなくて、全てを肯定的に捉えるような言葉遣いにすることです。
「何か意味があってやったことなのかなと思ったんだけれど」
「なるほど。じゃあここまでは分かっているんだね?」
このように、相手を頭から否定することはせず、
肯定的に物事を捉えるような話し方をしていきます。
こうすることで、言われた相手の自尊心も傷つかず、
尊厳も守りつつ、話を進めることができます。
自分の存在を認めてくれていることを理解した相手は、
今度は積極的にあなたの話を聞くようになっていきます。
以上のように、相手に受け入れてもらえるような注意をするためには、
まずは自分が相手を受け入れる体制を作っておく必要があります。
この方法を知っているかどうかが、
好かれる人と嫌われる人、評判の良い人と悪い人、
自分がどういう人か、周りから判断される大きな影響になるでしょう。
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