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これまでの褒め方のコツで話してきたテクニックは、

どれも相手の特徴をストレートに褒める時に使う方法でした。

 

 

ですが、ストレートに相手の事を褒めてしまうと、

遠慮したり照れ隠しで謙遜したりと、素直に喜ばない場合も多いです。

 

しかし、この問題については、「冷静な人・疑り深いタイプには繰り返し何度もほめよう」や

褒めても相手に否定されたときは、距離を縮める最大のチャンス」でもお話ししましたように、

会話のコツさえ掴んでおけば、簡単に相手を褒めることが可能です。

 

 

 

ですから、「可愛いね」「上手だね。」「本当にすごいよね。」

と、真っ直ぐな褒め言葉を使うこと自体に問題はありません。

しかし、実は相手が褒められていることを認めざるを得ない状況を作りだす、

ある画期的な褒め方もあるのです。

 

 

相手が自然と褒め言葉を受け入れる会話テクニック「褒め言葉+疑問形」

 

 

例えば、英会話がある程度話せる友人に、

「あなたの英会話って本当にペラペラに聞こえて上手だよね!」

と褒めたとします。

 

 

すると、英語が話せる友人から、

「いえいえ。自分なんてまだまだ全然レベル低いですよ。」

と、返事が返ってきました。

 

 

このようなケースでは、通常なら前のページでお話ししたような会話方法で

繰り返しほめたり疑いの余地がないくらいの勢いで褒め直したりすることが

効果的な褒め方になります。

(参考記事:「冷静な人・疑り深いタイプには繰り返し何度もほめよう

褒めても相手に否定されたときは、距離を縮める最大のチャンス」

 

 

しかし、実は他にも簡単にできて、

なおかつ相手が褒められたことを認めざるを得ない状況になる褒め殺しテクニックが存在します。

 

 

 

 

その褒め殺し方法とは、

褒め言葉を疑問形に変換して話しかける会話方法です。

 

 

例えば、先ほどの例に出した

 

「あなたの英会話って本当にペラペラに聞こえて上手だよね!」

 

という褒め言葉を、疑問形で投げかける「褒め殺し言葉」に変換してみましょう。

 

 

 

「あなたの英会話って本当にペラペラに聞こえて上手だよね!」

「あなたの英会話ってどうしてそんなにキレイに聞こえるんですか?」

「あなたの英語力ってスゴイけれど、イングリッシュ上達のコツとか秘訣とかあるんですか?」

 

 

すると、相手は謙遜や遠慮の言葉を発するタイミングを失い、

すぐにあなたの褒め言葉に対する答えを考えはじめます。

 

 

 

相手「うーん。リスニングCDを何度も聞いて英語の発音を覚えることが秘訣かな?」

相手「私はこの英語教材を使って何度も話す練習をしたよ。そうしたら、いつのまにか・・・」

 

 

 

上の相手の返事を見てみると、あなたが褒めた事を否定することなく

ほめられたことを素直に認めた上で、質問に対する回答をしてくれています。

 

 

この時、相手の頭にはホメられた事実に対する恥ずかしい気持ちが確かに残っています。

内心照れていて、嬉しく思っているはずです。

 

 

しかし、あなたが質問形式で褒め言葉を発したことで、

デレデレする気持ちよりも、会話の流れに乗って答えを言おうとする方に意識が向かっているのです。

 

 

状況に応じた最良の褒め方が選択できるようになることが理想的

 

 

以上説明しましたように、

「褒め言葉+疑問形」の会話方法は、

簡単に使えるのに対して効果絶大な、非常に便利なテクニックです。

 

 

ですが、他のページでご紹介したような

ストレートな褒め言葉を受け止めてもらう会話方法もモチロン効果はアリアリですので、

あなたの話し方に合った方を選んでください。

 

 

そして、他人を褒める事に慣れてきたら、

両方の褒め方を試していって、

状況に応じた最良の使い方ができるようになることが理想的です。

 

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以前、私は人とまともにしゃべることすらできないコミュ障でした。

その上、一時期は人と話すことはおろか、ヒトの気配を感じただけで怖くなり、涙目になって逃げだしてしまうようなレベルの対人恐怖症でもありました。

 

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「誰とでも仲良くなれる」「仕事もケタ違いに上手くいく」ということを自ら経験しました。

   

実際に体験して分かったのですが、コミュ力は、才能ではなく鍛えられます。

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