自分の思っている感情が必ず相手にも伝わることは、
他のページでも何度か紹介してきました。
しかし、たとえ会話中に良い感情を持っていたとしても、
気持ちがマイナスになるような言葉を使うと、
あなたの良い感情は相手に伝わらないでしょう。
もくじ
後悔しているような発言はしない!場の雰囲気をマイナスな空気にする原因とは?
「もし、あの時ああしていればよかったのに。」
「予めこういう行動をとっていれば、こんなことにはならなかったのに。」
上のような言葉遣い、あなたは何の悪気もなく使ってしまっていませんか?
実は、上のような言葉遣いを多用することは、
後ろ向きでマイナス思考な発言を繰り返していることと同じ効果がありますので、
知らず知らずの内に周りの雰囲気を盛り下げる原因となります。
また、あなたが辛い現状から目を背け、逃げている印象を話し相手に与えてしまいますので、
聞いている方も段々とウンザリしてしまいます。
「あのとき教えてくれれば、こんな事にならなかったのに!」
「どうして手伝ってくれなかったの!?私は手が話せなくて一生懸命やっていたのに!」
また、上の例のような「~だったら、~のに」という言葉遣いは、
自分の行いを正当化し、他人を攻撃する時に非常に使い勝手が良い言葉です。
ついカッとなった時、頭に血が上ったとき、感情が揺らいだ時に
使ってしまいますが、時間が経って冷静になった時に
「どうしてあんなひどい事を言ってしまったんだろう」
と、ふと後悔するようになった経験ってありませんか?
そんな体験をした時、上のような言葉遣いで相手を攻めていることが多いのです。
相手にとっては一方的に悪者扱いされてしまうこととなりますので、
とても辛い気持ちになります。
傷ついて、今後あなたと話すことを敬遠するようになるかもしれません。
会話の基本は「話し相手を大切にすること」が原則なので、
この「~だったら、~なのに」という発言はしない方が良いに越したことはないのです。
会話は前向きで元気になれるような発言を心がける
あまり暗い印象の人に自ら話しかける人って少ないと思います。
なぜなら、暗い人に話しかけても暗くて後ろ向きな発言ばかりが飛び交い、
かえって元気を吸い取られてしまう恐れがあるからです。
会話の基本は「相手を大切にすること」にあります。
人間は、本来楽しいこと、明るい雰囲気が大好きなので、
人と会話をするコツとしては、基本的には前向きな会話になるように誘導することです。
例えば、「~だったら、~のに」というマイナス思考な会話を
前向きな捉え方に変えてみてみましょう。
「あの時ああしていたから・・・」
「予めこういう行動をとっていたおかげで・・・」
「あの時ああしていたら、もっと良い結果になったかもしれない。
しかし、あの時の行動で、今こうなることができた。」
物事のとらえ方と言うのは、人の数だけあります。
マイナス思考の人がマイナスだと思う多くの事柄が、
プラス思考の人にとっては全てプラスな出来事だったと感じていることもあるのです。
後ろ向きでウジウジした考え方がクセになっている人は、
なかなかポジティブシンキングができないと思いますが、
はじめは「もしかしたらよかったのかな??」くらいに考えることから始めてみるとよいでしょう。
そうすることで、会話中に前向きな発言が自然と増え、
場を盛り上げることができるようにもなってきます。
なぜ場が盛り上がるのかといえば、
人間は基本的に暗い雰囲気が嫌いで、
明るくて楽しい雰囲気が大好きだからです。
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