ちょっと気の強い人、少し意地悪い人が相手であれば、
前回の項で話したように、大人同士の対応をすることで
対等な立場で話し合いができるようになります。
(関連記事:「気の強い部下や苦手意識のある同僚との会話方法・対応・指導のコツ」)
しかし、中には社会人になった大人でも
平気で暴言を吐く横柄な人や
顔だけではなく、心の底から不愛想で毎日不機嫌な人もいます。
そして、このような曲者が現れると、
大人の会話やその場の雰囲気などを一切気にせずに
トゲのある言葉で人を傷つけたり、人を馬鹿にする態度を取ってきます。
こういう暴虐武人な性格の人間は、対処するのに多少なりとも厄介です。
暴虐武人で迷惑な人間との付き合い方・対処法・会話方法
年から年中機嫌の悪い人、口調も激しくて横柄な態度を取る人間には
言葉全てを優しい話し方に変えるのが効果的な話し方になります。
意識的には、まるで赤ん坊・我が子と語り掛けているような気持ちで接する気持ちで、
どのような暴力言葉を使われても、それすらも包み込むようなイメージで話すのがコツです。
いちいちうるさい嫌われ者にこの会話方法が有効な理由は、
「自分の事を受け入れてもらっている。何を話しても大丈夫なんだ。」
と相手に心の底から思いこんでもらう事を狙えるからです。
人を簡単に傷つけたり、言葉でも行動でも暴力行為を行う人は、
自分を認めてくれる人がいない反動で、奇抜な行為に及んでいる人が多いです。
そこで、何でも受け入れる器の大きさを見せてあげれば、
「この人は見た目の印象で人を判断しない。信用できる人間だ。」
と認識されやすくなるのです。
ちなみに、この全てを包み込むようなイメージで人と接する方法を
「ラッピング話法」「ギフトラッピング手法」とも呼ばれます。
はじめは上手くイメージができずに失敗することもあるかもしれませんが、
相手の出す態度に一喜一憂せずに、
感情を落ち着かせてラッピング話法を継続すれば効果は必ず表れます。
あなたのブレない一貫した言動が、不愛想な相手の心にも届き、
段々と心を開いてくれるようになっていくのです。
また、この優しさで全てを包み込む「ラッピング話法」は、
極端な人格を持つ半ば壊れかけの人間だけではなくて、
いつもイライラしている上司や、
精神が不安定で落ち着きのない部下・同僚にも効果的な他、
不安を隠し切れずにあれこれと喋り出すお客様にも使える会話術です。
もし、マイナス思考で周りに悪い影響を与えるような人と一緒にならなければならない、
そんな緊急事態に陥ったら、「あ、そういえばこんな付き合い方があったな。」
と思いだして試してみるのも良い方法かもしれません。
学校でも友達作れず、会社員時代も上司や部下と上手くいかなかった管理人が誰とでも仲良く話せるようになり、人生が思い通りに行くようになった秘訣とは?
以前、私は人とまともにしゃべることすらできないコミュ障でした。
その上、一時期は人と話すことはおろか、ヒトの気配を感じただけで怖くなり、涙目になって逃げだしてしまうようなレベルの対人恐怖症でもありました。
しかし、どうにか自分の人生を変えたいと思い、他人と向き合うことに挑戦を続けていました。
その結果、対人恐怖症は改善し、また良い会話教材に出会い、正しい会話のコツについて学んだことで、
「誰とでも仲良くなれる」「仕事もケタ違いに上手くいく」ということを自ら経験しました。
実際に体験して分かったのですが、コミュ力は、才能ではなく鍛えられます。
そして、「会話術を学ぶことで誰でも自分の人生を好転させることができる」という真実を、産まれて初めて思い知ることになったのです。
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