LINEで送る
Pocket

スポンサーリンク

「相手を尊重(リスペクト)する」

という事において言うと、おそらく日本は世界でも抜きんでた文化を持っている

リスペクト文化大国と言えます。

 

 

このリスペクト文化が根付いてきた理由は、

日本が大切にしていた文化が、太古の昔からずっと大切にされてきて、

そして今日まで受け継がれてきたことにあります。

 

 

 

はるか昔から、敵である相手に対しても正々堂々と戦う文化がありました。

「敵ながらあっぱれ」「敵として誇りに思う」などの言葉からも分かりますね。)

 

 

農民や職人など、地位が高いとは言えない人の仕事にも

大切な素晴らしい仕事だと思い、大切にする文化が今も残っています。

(田舎では、現在でも大工などの職人にはお茶やお菓子、

食事を出したりする風習が残っている地域もあります。)

 

 

武道では、相手が存在するお蔭で自分の実力がはじめて分かることから、

試合の始まりと終わりには必ず相手にお辞儀をします。

 

 

そして、現代社会においても、

外を歩いている時、知らない人とすれ違っても無意識にお辞儀をします。

 

日常会話でも、相手を気遣った言葉、

傷つけない言葉がたくさん散りばめられていることに気づいた外国人は、

ただただ驚いています。

 

 

 

そして、これから説明します、

「あなたが相手を尊敬しているかが分かる、簡単な判断基準」は、

こんな日本文化受け継いだ日本人だからこそ、使える方法でもあります。

 

 

相手の話を黙って聞いているか 自分の意見を軽々しく言っているか

 

 

まず、相手が自分よりも明らかに格上の人物の場合

会話の進み方がどのようになるかをイメージしてみましょう。

 

 

 

例えば、今回話す相手は世界的に名のある大企業の社長と、

ノーベル賞を含め、数々の賞を受賞してきた学者だとします。

 

 

この二名が話し相手だった場合、

あなたは相手の意見を退けて、自分の意見をズカズカと話すことができますか?

相手の話の途中で、自分も会話に積極的に入ろうと発言しますか?

 

 

 

 

答えは考える必要もなく出てきますよね?

そうです。あなたは相手が話しだした場合、

ずっと黙って相手の話を聞き続けるでしょうし、

どんなに長い話だったとしても、自分が割って入って意見を言うことはないはずです。

 

 

あなたは相手が自分より100%格上だと確信していますので、

尊敬のまなざしで相手を見ているでしょうし、

相手の話に聞き入っているでしょう。

 

 

結果として、あなたの価値観・考え方・感情が

「黙って相手の話を聞く」「自分の意見を軽々しく言わない」

という行動に出ていることが分かります。

 

 

人は、心から尊敬する人間を前にした場合、

失礼な事を極力しないためにも、相手を不快にさせないためにも、

必ず相手よりも控えめな、一歩引いた行動をするようになるのです。

 

 

 

 

しかし、話し相手が薄汚くて酒臭いオッサンだったり、

一回り以上年下に見える、オーラのないチョロそうな若い人だったら、

一体どうなるでしょうか?

 

 

きっと、格上の人と同じような内容の話をしていたとしても、

「おっさんが何か偉そうな事言ってるな。年は取りたくないもんだ。」

「若いくせにエラソーに。近頃の若いモンは、図々しい性格してるなあ。」

と考え、相手の話を退けようとするのではないでしょうか?

 

 

 

 

もう一つ例を出してみましょう。

例えば、イチローが「今回の試合は流れが大事だった。」と言った時と、

名もない草野球チームの大人が「今回の試合は流れが大事だった。」

と言った時とでは、あなたの受ける印象は180度違うのではないでしょうか?

 

 

 

イチローが何か言えば、誰でも

「なるほど、さすが一流のプロは違うなあ。」と深く考えもせずに思うはずです。

 

しかし、草野球のおっさんが言えば、

「ああ、何か分かったつもりで言っているよ。」

みたいな風に、半ば見下している感覚でおっさんを評価しているかもしれませんよね?

 

 

 

 

この現象は、態度の大小はあっても、

どんな人にも必ず心の中で起きています。

 

 

そしてこのサイトでは大事なことなので毎度毎度、何度も言っていますが、

自分の感情は、必ず相手にも伝わります。

 

 

 

見下しながら話しかけてくる傲慢な人と話したいなんて人は、絶対にいません。

そのため、相手とコミュニケーションを取る場合は、

自分の勝手な判断で、相手を軽く見ないように注意しなければなりません。

 

 

もし、心当たりのある人、ドキッとした人は、

もう一度自分の価値観・考え方を見直してみてはいかがでしょうか?

 

学校でも友達作れず、会社員時代も上司や部下と上手くいかなかった管理人が誰とでも仲良く話せるようになり、人生が思い通りに行くようになった秘訣とは?

 

以前、私は人とまともにしゃべることすらできないコミュ障でした。

その上、一時期は人と話すことはおろか、ヒトの気配を感じただけで怖くなり、涙目になって逃げだしてしまうようなレベルの対人恐怖症でもありました。

 

しかし、どうにか自分の人生を変えたいと思い、他人と向き合うことに挑戦を続けていました。

その結果、対人恐怖症は改善し、また良い会話教材に出会い、正しい会話のコツについて学んだことで、

「誰とでも仲良くなれる」「仕事もケタ違いに上手くいく」ということを自ら経験しました。

   

実際に体験して分かったのですが、コミュ力は、才能ではなく鍛えられます。

そして、「会話術を学ぶことで誰でも自分の人生を好転させることができる」という真実を、産まれて初めて思い知ることになったのです。

 

[会話のコツの真実]世の中の全ての会話下手・コミュ障という人に伝えたい、たった2つの真実

「年齢=コミュ障歴」だった人が、わずか数十日でどんな人からも人に好かれるようになった会話力上達の方法についてはこちらをクリック

[必読]市販の会話本を何冊読んでも、会話力が身につかない本当の理由

人と目を合わせることすらできなかった、コミュ障エリート管理人の恥ずかしい過去と現在

Facebook Comments
LINEで送る
Pocket