人に注意するのが苦手な人は少なくないと思います。
注意をする相手にとって不快な事は決まっていますので、
注意しようと思っても、ついつい見過ごしたなんて経験が
私は数えきれないくらいの数がありました。
「人に注意するのって気が引ける」
「もし、注意して相手を怒らせたらどうしよう。」
「私が注意しても全然聞いてくれなかったらどうしよう。」
「他人に不快な思いをさせるのは嫌だし、見てみぬふりをしておこう。」
今回は、そんな悩みを持つ人が使える
注意するときの言葉遣いについてご紹介したいと思います。
もくじ
人に好かれる人が使う、注意の方法
もし、あなたが注意を受けたとき、次のどちらの注意の仕方だと不快に思いますか?
「お客様、ここでの飲食は迷惑になりますので直ちにお止めくださいますようお願いします。」
「お客様、大変恐れ入りますが、こちらのコーナーでの飲食はご遠慮いただいております。
申し訳ございませんが、あちらのテラスをご利用いただいてもよろしいでしょうか?」
おそらくあなたが不快に思うのは前者の注意のはずです。
しかし、どうして言葉遣い一つでこうも受ける印象が変わってしまうのでしょうか?
へりくだった言葉で先にこちらの非を認めている
前者の注意の仕方に不快感を感じる原因の一つに、
いきなり相手を否定する話し方をしている点が挙げられます。
人間は否定されることが大嫌いです。
自分自身の存在が全否定されてしまうような気になってしまうからです。
それに対して、後者の注意の方法では、
始めに「大変恐れ入りますが・・・」と、先にこちらの非礼を詫びています。
そして、提案をする際も「申し訳ございませんが・・・」と、
再度注意する時はへりくだった話し方をしています。
このように、
「恐れ入ります。」「すみません。」
と、注意をする方が先に悪い事を暗に知らせておくことで、
相手は攻められている気がしません。
そのため、否定の印象が大分柔らかくなり、相手も注意を受け入れやすくなるのです。
日本に溢れている気遣いの言葉を思い出してみよう
日本では歴史上、和を尊ぶ協調文化が多大に発展してきたので、
日常会話・ビジネス会話問わず、様々な場面で上手な注意の仕方を知ることができます。
「お手数おかけいたしますが、お手元のパンフレットをご覧ください。」
「いつもお世話になっております。○○と申します。」
「お先に失礼いたします。」
「かしこまりました。すぐにお持ちいたします。」
私は人とロクにコミュニケーションを取っていなかった頃は、
なぜこのような回りくどい話し方をしなければならないのか?と
イライラすることもありました。
しかし、この話し方が現代にまで続いているということは、
それ相応の理由があったからだったんですね。
学校でも友達作れず、会社員時代も上司や部下と上手くいかなかった管理人が誰とでも仲良く話せるようになり、人生が思い通りに行くようになった秘訣とは?
以前、私は人とまともにしゃべることすらできないコミュ障でした。
その上、一時期は人と話すことはおろか、ヒトの気配を感じただけで怖くなり、涙目になって逃げだしてしまうようなレベルの対人恐怖症でもありました。
しかし、どうにか自分の人生を変えたいと思い、他人と向き合うことに挑戦を続けていました。
その結果、対人恐怖症は改善し、また良い会話教材に出会い、正しい会話のコツについて学んだことで、
「誰とでも仲良くなれる」「仕事もケタ違いに上手くいく」ということを自ら経験しました。
実際に体験して分かったのですが、コミュ力は、才能ではなく鍛えられます。
そして、「会話術を学ぶことで誰でも自分の人生を好転させることができる」という真実を、産まれて初めて思い知ることになったのです。
[会話のコツの真実]世の中の全ての会話下手・コミュ障という人に伝えたい、たった2つの真実
「年齢=コミュ障歴」だった人が、わずか数十日でどんな人からも人に好かれるようになった会話力上達の方法についてはこちらをクリック
[必読]市販の会話本を何冊読んでも、会話力が身につかない本当の理由
人と目を合わせることすらできなかった、コミュ障エリート管理人の恥ずかしい過去と現在