話をまとめるのが苦手な人や、
自分の言いたい事をハッキリ言えないような人の特徴に、
メリハリのない長ったらしい喋り方をしてしまう点があります。
「今日は、朝帰りで頭が痛かったから、体調が辛くて、
朝ごはんも食べられないような調子で、気持ち悪くてトイレに籠ってしまって、
会社にも遅れてしまって・・・」
会社に遅刻した理由を述べなさいと言われた部下が、
このような調子で原因について説明していれば、
聞いている人間はどう感じるでしょうか?
「何言いたいんだ、コイツは。」
「さっさと話してくれよ。面倒くさいな。」
どんな上司・同僚・仲の良い友達でも
ダラダラした回りくどい話し方をされては、
イライラしてしまうのは仕方がないというものです。
このような長ったらしい喋り方は、他人を不快にさせ、
あなたの印象を悪いモノにしてしまいます。
そこで、この話し方のクセをなおすには、会話にメリハリをつけて、
聞き手にじれったいと感じさせない喋り方をする必要が出てきます。
もくじ
おかしな話し方にメリハリをつける方法 短文で文章を短くまとめる
「今日は、朝帰りで頭が痛く、体調が辛かったんです。
それで、朝ごはんも食べられないような調子で、
気持ち悪くてトイレに籠っていました。
その結果、会社にも遅れてしまいまいました。」
上の会話例は、冒頭のじれったい会話を
短い文章でまとめただけです。
しかし、一つ一つの文章を短くするだけでも、
急に話にメリハリがついているように感じませんか?
どうしても話が長ったらしくなる人や
おかしい喋り方をしてしまうと悩む人の改善策・正し方ですが、
まずはこのように会話の「読点(、)」を「。」に変え、
小さな文章の塊に変換していきます。
そして、小さい文章と文章を
「そして」「しかし」
などの接続詞を使って繋げるのです。
この話し方を、「シンプル・アンド・ショートセンテンス」
と呼びます。
一度に聞くには長くて集中力を要するような話の場合は、
接続詞で会話の構成を直し、語尾をハッキリさせるだけでも
文章全体を、より一層引き締める効果があるのです。
説明・解説する時に、メリハリのある話し方で注意を惹きつけるコツ
ビジネスのプレゼンや報告会などで
メリハリのある話し方で注意を惹きつけるテクニックがあります。
そのコツとは、「要点がいくつあるのかを事前に告知しておく」という方法です。
例えば、カリスマ的人気を誇るエリート社長などのスピーチを聞いていると、
「これからの業界の動きをリードするためには、
3つのポイントが特に重要となるでしょう。」
というような喋り方をしている場面を多く見かけます。
この時の「3つ」という言葉がポイントです。
事前にどのような事を話すのかを予告しておくことで、
話を聞いている人達は、話を聴く準備・心構えをすることができます。
そして、何より話が聞きやすい、まとまっていて分かりやすい
というメリットも得られます。
ほんのちょっとした言葉の違いなのですが、
演説して人に話を聞かせる機会が多い人は、
その効果をよく知っています。
そのため、大勢の偉い人が
こぞって同じような喋り方をしてしまうんですね。
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以前、私は人とまともにしゃべることすらできないコミュ障でした。
その上、一時期は人と話すことはおろか、ヒトの気配を感じただけで怖くなり、涙目になって逃げだしてしまうようなレベルの対人恐怖症でもありました。
しかし、どうにか自分の人生を変えたいと思い、他人と向き合うことに挑戦を続けていました。
その結果、対人恐怖症は改善し、また良い会話教材に出会い、正しい会話のコツについて学んだことで、
「誰とでも仲良くなれる」「仕事もケタ違いに上手くいく」ということを自ら経験しました。
実際に体験して分かったのですが、コミュ力は、才能ではなく鍛えられます。
そして、「会話術を学ぶことで誰でも自分の人生を好転させることができる」という真実を、産まれて初めて思い知ることになったのです。
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