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人と話をしている時に、共通の話題で盛り上がったりすると、

つい熱意が出てしまって、感情を爆発させてしまうことがあります。

 

 

例えば、車好きな二人がいたとして、どの車が一番良いのかという話になったとします。

意見が全く異なるものになってしまったら、双方がお互いのプライドをぶつけてしまい、

大げんかになる、なんてことにもなってしまう恐れがあります。

 

 

しかし、人と会話でコミュニケーションを取ることの本来の目的を思い出していれば、

意見のぶつけ合いになる前に、適切な対応策を下す判断ができるはずなのです。

 

 

私達は、なぜ会話で人とコミュニケーションを取り始めたのか

 

 

雑談は人間関係を構築するための基本ツール

雑談は、内容のないことを話すと上手くいく

など、他の項でも何度かお話ししたことがありますが、

大切なのでもう一度おさらいしたいと思います。

 

 

 

私達が雑談をする本来の目的は、

意見をぶつけ合って勝つためでもなければ、

相手の話を否定して論破することでもありません。

 

 

雑談をする唯一の目的、

それはお互いが繋がっていることを確認して、幸福感を得るためにあります。

雑談を利用して、人間関係を円滑にすることで感情・体験を共有して

お互いのつながりを強く感じることこそが、雑談をする本来の目的なのです。

 

 

 

 

「どうしてもこれだけは譲れない!」

「この私の意見を簡単に否定するなんて、どういうことなのか!!」

 

 

話し相手に自分の話を軽く見られ、否定されてしまうようなことがあれば、

コチラ側としては不満が残ってしまいます。

 

 

さらに、その話の内容に自信があったなら、

「自分の話は正しいんだ!」と言わんばかりにムキになってしまい、

声を荒げてしまいそうにもなってしまいます。

 

 

 

ですが、人と会話を始める前に、

 

「私は雑談を通じて人とつながりを確認するんだ。

体験や感情を共有して、相手と一緒になって楽しいひと時を過ごすんだ。」

 

と、話をする目的を意識していれば、

ムキになってしまいそうな時でもブレーキが効いてきます。

 

 

この基本の考え方が頭に入っていれば、

自ずと間違った行動はしなくなっていくのです。

 

 

話が上手くいかないとき・場の雰囲気が悪くなりそうなときは、さっさと話題を変えること

 

 

もし、自分の話が否定されて終わってしまったら、

無理に同じ話を続ける必要は全くありません。

 

 

「あ、そういえばこの前こういう事があったんだけど・・・」

「最近こういうニュースを見たけど・・・」

 

 

雑談は話す内容よりもテンポが大事だということを以前にお話ししました。

(関連記事:雑談は、内容のないことを話すと上手くいく はこちらをクリック

ですから、もし出した話題が上手くいかない結果に終わってしまっても、

お互いに良い雰囲気で話せそうな内容を次々と出していけばよいのです。

 

 

 

また、集団・複数人で会話をしている時も同じです。

誰かが専門的な話や、理解できる人の少ないコアな話題を

熱心に話しだしてしまうと、場の雰囲気はシラケてしまいます。

 

 

そんな時は、全員が話せそうな身近な話題をサッと出してしまい

仕切り直しを図るように配慮しましょう。

 

学校でも友達作れず、会社員時代も上司や部下と上手くいかなかった管理人が誰とでも仲良く話せるようになり、人生が思い通りに行くようになった秘訣とは?

 

以前、私は人とまともにしゃべることすらできないコミュ障でした。

その上、一時期は人と話すことはおろか、ヒトの気配を感じただけで怖くなり、涙目になって逃げだしてしまうようなレベルの対人恐怖症でもありました。

 

しかし、どうにか自分の人生を変えたいと思い、他人と向き合うことに挑戦を続けていました。

その結果、対人恐怖症は改善し、また良い会話教材に出会い、正しい会話のコツについて学んだことで、

「誰とでも仲良くなれる」「仕事もケタ違いに上手くいく」ということを自ら経験しました。

   

実際に体験して分かったのですが、コミュ力は、才能ではなく鍛えられます。

そして、「会話術を学ぶことで誰でも自分の人生を好転させることができる」という真実を、産まれて初めて思い知ることになったのです。

 

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