一般的に人を褒める場合、
基本的には相手の長所・得意としている部分を褒めようとする人が多いです。
しかし、それとは逆に、あえて人のコンプレックスについての話題の中で
視点を変える発言をすることで、相手により感謝される方法があることを
前ページでお教えしました。
(関連記事:人の価値観を変える声のかけ方 周囲を明るくさせる褒め方のコツ)
この他にも、会話の相手がコンプレックスだと思っている内容に踏み込み、
あえて弱点に踏み込むことで、
話し相手とより深い関係になれ、仲良くなるコツがあるのです。
もくじ
人に安心感・信頼感を与える褒め言葉とは?
人は、家族や親友など、
長年慣れ親しんだ人間には素の自分をさらけ出すことができます。
これは、家族や親友という人間が、自分にとって信頼に足る、
安心感のある仲間という認識があるからです。
しかし、あまり親しくない人間、
特に好きな異性など、自分をよく見せたいと思ってしまう話し相手には、
自分のだらしない部分や弱点は一ミリも出さないよう気をつけるようになります。
「もし、自分のだらしない部分を知られたら大変だ!」
「私のコンプレックスを知られて、嫌われるわけにはいかない。」
こんな想いから、人間は他人にコンプレックスだと思っていることを
指摘されないよう頑張ってしまっているのです。
ですが、逆にこの法則を上手く利用することで、
他人から大きな信頼感・安心感を得られるようにもなります。
コンプレックスを素直に褒めることが、安心感へ繋がる
「人から嫌われないように、自分のコンプレックスを知られるわけにはいかない。」
そう思っている人間に、
こちらから弱点・コンプレックスを肯定するような発言をすればどうなるでしょうか?
「○○さんのそういう所、すごくカッコイイよ!」
「□□な部分が、すごい魅力的だよね。」
自分がコンプレックスだと思っていて、「嫌われるとしたら絶対ここだ」
と思いこんでいる部分を、逆に褒めてあげるのです。
そうすれば、相手はコンプレックスをひた隠しにする必要はなくなり、
肩の荷が下りて、安堵した気持ちになるはずです。
コンプレックス・弱点を褒めることは、人を救うことにもなる
私も昔は「しゃべれない事」「会話が下手なこと」がコンプレックスでしたが、
ある人から「○○君は寡黙で真面目な所がすごくイイよね。」
と指摘された体験がありました。
その時の私は、自分の会話力・コミュ力がないことに
ただただ愕然としていて、もし知られたら嫌われると思っていたので、
しゃべらないことでずっと隠してきました。
しかし、ある人に上のような褒め言葉を言われたことで、
「自分はこのままでも大丈夫なんだ」
「コミュ障の私でも受け入れてくれるんだ」
と安心し、救われたような気にさえなったのです。
このように、人の弱点・コンプレックスを褒める事は、
信頼感・安心感を与えて、人とより深い仲になれるというメリットだけではなく、
褒めた相手自身を救いだすことにも繋がるのです。
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以前、私は人とまともにしゃべることすらできないコミュ障でした。
その上、一時期は人と話すことはおろか、ヒトの気配を感じただけで怖くなり、涙目になって逃げだしてしまうようなレベルの対人恐怖症でもありました。
しかし、どうにか自分の人生を変えたいと思い、他人と向き合うことに挑戦を続けていました。
その結果、対人恐怖症は改善し、また良い会話教材に出会い、正しい会話のコツについて学んだことで、
「誰とでも仲良くなれる」「仕事もケタ違いに上手くいく」ということを自ら経験しました。
実際に体験して分かったのですが、コミュ力は、才能ではなく鍛えられます。
そして、「会話術を学ぶことで誰でも自分の人生を好転させることができる」という真実を、産まれて初めて思い知ることになったのです。
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