遅刻してきた部下が反省の色を見せず、呑気な事を言っていてイライラする・・・
同僚が仕事をサボってばかりいて、私だけ忙しいのが嫌になる・・・
人間関係のトラブルは、ほとんどがミスコミュニケーション、
つまり、話し合いが上手くできず、お互いを理解し合っていないことが原因です。
そして、それは相手の方が悪く、
他人の行動が明らかに駄目で問題がある場合でも同じです。
人間関係が上手くいかないという悩みを持つ人の特徴の一つに、
配慮の心が足りず、自分の感情に任せた発言をする傾向が見られます。
冒頭でイライラしている人達の声を載せましたが、
このように自分の頭の中で勝手な解釈をしているだけでは
お互いの人間関係は良くなるどころか、悪化していく原因ともなり得るのです。
もくじ
人間関係が上手くいかない人の特徴「感情的に話しかけてしまう」
遅刻してきた部下が反省の色を見せず、呑気な事を言っていてイライラする・・・
同僚が仕事をサボってばかりいて、私だけ忙しいのが嫌になる・・・
冒頭でもご紹介した事例を元に、人間関係が上手くいかない人の特徴を考えてみましょう。
上のようなシチュエーションに出会った時、
つい感情的になって行動してしまうと、その結果はどのようになるでしょうか?
上司「おい!お前!!遅刻してきたくせにやる気のなさそうな顔をしおって!
俺たちが朝早く来て仕事しているのに、空気が弛むだろうが!」
このように言いたくなってしまうのは分かりますが、
相手の立場を考えず、一方的に感情をぶつけてしまうと
部下は弁解の余地どころか、謝るタイミングすら失ってしまいます。
確かに遅刻した部下の方が悪いのですが、
その状況も相まって自分の主張が何一つ話せず、一方通行な会話になります。
最後は、反省の言葉も出せずにその場は収まってしまうのですが、
これでは双方が分かり合うというコミュニケーションの目的が果たせません。
会話後の後味も非常に悪く、お互いにとって不利益なのです。
そのため、感情的に話してしまう人は、
知らない内に分かり合えない人を作り、人間関係で損をしているということにもなります。
感情的にならない会話方法 感情が高ぶっても落ち着いて話すコツ
しかし、感情が高ぶってイライラした時、
一呼吸おいて相手の立場に立ったモノの見方ができるとどうなるでしょうか?
部下はまだ若者で、若いからこそよく眠るという身体的特徴もあります。
一方、上司の自分は年を取り、それほど眠くならないので朝起きるのが早くなりました。
上司「ああ、今まで寝ていたのかい?若いっていいねえ。
私なんかは、夜もあまり眠れないので、いつも会社には早く出社してしまう癖があるんだよ。」
このように、相手の圧倒的不利な苦しい立場を考慮して、
おおらかな大人の対応をしてみると、部下はどう思うでしょうか?
「ああ、怒られないで済んで本当によかった。
でも、すぐに謝らないといけない。私は本当に悪い事をしたんだな。」
と、ほっと安心するのと同時に、強く反省する気持ちも芽生えるはずです。
部下「本当に申し訳ございませんでした。以後気をつけます。」
部下にとって必要な弁解の時間・謝罪のタイミングを
有利な立場になる上司から与えてあげることで、
部下も上司を尊重し、謙虚な姿勢で素直に話してくれるはずです。
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以前、私は人とまともにしゃべることすらできないコミュ障でした。
その上、一時期は人と話すことはおろか、ヒトの気配を感じただけで怖くなり、涙目になって逃げだしてしまうようなレベルの対人恐怖症でもありました。
しかし、どうにか自分の人生を変えたいと思い、他人と向き合うことに挑戦を続けていました。
その結果、対人恐怖症は改善し、また良い会話教材に出会い、正しい会話のコツについて学んだことで、
「誰とでも仲良くなれる」「仕事もケタ違いに上手くいく」ということを自ら経験しました。
実際に体験して分かったのですが、コミュ力は、才能ではなく鍛えられます。
そして、「会話術を学ぶことで誰でも自分の人生を好転させることができる」という真実を、産まれて初めて思い知ることになったのです。
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