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人とコミュニケーション・やり取りをするために送る言葉・感情などを

全てまとめて「ストローク」と呼ぶということは、以前の項でもお話しました。

 

 

そのストロークには、大まかに分けて

「プラスのストローク」「マイナスのストローク」に区別できるのですが、

これらは他人の心にも多大な影響を与える力を持っています。

 

 

プラス思考とマイナス思考は他人に影響する潜在能力を持っている

 

 

プラスのストロークとは、

笑顔や笑い、「ありがとう」「あなたの事が好きだ」などの言葉に代表されるような

受け取った相手が肯定されるもの、愉快で嬉しく感じるストロークの事を指します。

 

 

それと比較して、マイナスのストロークとは、

怒りや悲しみ、「バカ野郎!」「あなたの事が嫌いだ」などの言葉・感情に代表されるような

受け取った相手の存在が否定されるもの、不愉快に感じるストロークの事を指します。

 

 

そして、このプラスとマイナスのストロークですが、

受け取った相手の感情や、その後の相手の行動・思考・そして人生設計にも

多大な影響を与える潜在能力を秘めています。

 

 

マイナスのストロークが伝染した人の具体例

 

 

近頃、子が親を殺したり、親が子を殺害したりと物騒な事件が増えています。

その中でも、自分の子供を毎日のように虐待する、ある男性がいたのですが、

子供の度重なるケガの跡を不審に思った近所の人達と学校の先生によって、

虐待を続けていた男性はついに逮捕されてしまいました。

 

 

そして、その男性の経歴について警察が調べたところ、

なんと虐待していた男性も、過去に両親によって

毎日暴力を振るわれていたことが判明したのです。

 

 

 

私の上司にも、一人ものすごい厳しい性格の男の上司がいました。

その上司の考え方は、「怒っている内に成長する」というスパルタ的な教育指針を持っていて、

現場では直属の部下がすごい勢いで終始怒られていて、

周囲の人達は皆怖がっていうことを聞いていました。

 

 

気になってその上司の家族や下っ端だった時の事を聞いてみたところ、

その人の両親は、やはりとても厳しく子供を叱ったり、体罰で教育させていたようです。

そして、上司が会社に入社した当時は、周りは気難しくて怖い人ばかりで、

やはりこっぴどく叱られてきた経験があったそうです。

 

 

実際に、その上司は実力もあるので信頼も高い人物だったのですが、

子供時代や青年時代の環境で、こうも自分の人格に影響を受けるものなのかと驚いたものです。

 

 

プラス思考とマイナス思考が他人に伝染する理由

 

 

つまり、自分の口に出した言葉や

顔や身振り・手振り(ジェスチャー)に出た感情が

他人のその時々の感情どころか、

その人の生き方すらも変えてしまうということです。

 

 

特に、子供の頃に受けた暴力や暴言というものは、

その中でも最も強いマイナスのストロークと言われています。

身体に受けた傷が治ったとしても、

心に受けた傷跡は生涯に渡って癒えることはないのです。

 

 

 

そして、マイナス思考の人は自然とマイナスのストロークを、

プラス思考の人は自然とプラスのストロークを使う傾向があります。

それが、世間一般に「プラス思考とマイナス思考は伝染する」と言われる原因なんですね。

 

 

それでなくても、プラスの人は笑顔が多くて楽しそうなイメージを

マイナス思考の人はいつも怒りっぽい表情や困った顔で不愉快な雰囲気を

周囲の人間に与えています。

あなたも、いつもイライラしている怖い人よりも、

いつもニコニコしていて親切そうな人と一緒にいたいですよね?

 

 

いつでもどこでもプラス思考になれというのは難しいですし、

時にはマイナス思考で冷静に判断する力も必要になります。

しかし、人間として産まれてきたからには、

できればプラスのストロークを日頃から心がけていきたいですね。

 

学校でも友達作れず、会社員時代も上司や部下と上手くいかなかった管理人が誰とでも仲良く話せるようになり、人生が思い通りに行くようになった秘訣とは?

 

以前、私は人とまともにしゃべることすらできないコミュ障でした。

その上、一時期は人と話すことはおろか、ヒトの気配を感じただけで怖くなり、涙目になって逃げだしてしまうようなレベルの対人恐怖症でもありました。

 

しかし、どうにか自分の人生を変えたいと思い、他人と向き合うことに挑戦を続けていました。

その結果、対人恐怖症は改善し、また良い会話教材に出会い、正しい会話のコツについて学んだことで、

「誰とでも仲良くなれる」「仕事もケタ違いに上手くいく」ということを自ら経験しました。

   

実際に体験して分かったのですが、コミュ力は、才能ではなく鍛えられます。

そして、「会話術を学ぶことで誰でも自分の人生を好転させることができる」という真実を、産まれて初めて思い知ることになったのです。

 

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