無口であまりしゃべらない人の口を開かせるには、
こちらが相手の発言を待てるように我慢することと、
質問の仕方を少し工夫する必要が出てきます。
もくじ
無口な人は話すスピードが緩やかな場合が多い
相手の発言を待てるように我慢することとは、
相手が話を止め、沈黙する理由 沈黙してもすぐに焦らないのがコツ
でもお話ししたテクニックと似ています。
相手が無口で話すペースがゆったりしている場合、
相手は沈黙の状態になっているわけではないのですが、
こちら側からすると「あれ?しゃべらない?」と勘違いして、
矢継ぎ早に次の話を話し始めてしまいがちです。
「人が話している時に口を挟まない」先人が教えてくれた会話の極意
でも紹介しましたが、
本当は相手がしゃべろうと思っているのに、
こちら側から次々話をしてしまうと、相手も不快に思ってしまう可能性もでてきます。
あまりに相手と自分の話すスピードが違い過ぎると、
相手も居心地の悪さを感じて、自分と距離を置こうとしてしまうのです。
無口であまりしゃべらない人と会話を始めるときは、
相手のゆったりしたペースを考慮しながら
相手の発言を待てる心の余裕を持つことが肝心です。
無口な人には返事がしやすい質問を
無口な人は、普段からしゃべり慣れていない人が多いので、
始めからあまり自由度の高い質問をしてしまうと、
どう答えて良いか分からず、口を閉ざしてしまいます。
ちなみに、自由度の高い質問とは、
「○○についてどう思いますか?」
「○○をどのように考えていますか?」
というような、「イエス」「ノー」以外の言葉で
自分の意志を伝える必要のある質問のことを言います。
この質問方法は「オープンド・クエスチョン」とも呼ばれています。
相手が自由に話を展開できるので、
おしゃべりな人には有効な質問方法ではあります。
逆に、あまり自己主張をしない人にいきなり「オープンド・クエスチョン」
をするのは効果的とは言えません。
それでは、無口でおしゃべりに慣れていない人には、
どのような質問をすればよいのでしょうか?
答えは「オープンド・クエスチョン」の逆、
「クローズド・クエスチョン」をすれば良いのです。
「クローズド・クエスチョン」とは、
「イエス」「ノー」の簡単な受け答えで回答できる内容の質問のことを言います。
「○○は楽しかったですか?」
「□□は美味しいんですか?」
このような質問を展開することで、「イエス」「ノー」だけで答えることができます。
そうすることで、相手は慣れていない会話にも想像力を働かせることなく
すぐさま返事をすることができますので、話すスピードの遅れも少なくなります。
そして、無口な相手も会話に慣れ、徐々に口を開くようになっていくのです。
「クローズド・クエスチョン」を活用して相手の口が開くようになって来たら、
今度は「オープンド・クエスチョン」の出番の到来です。
「クローズド・クエスチョン」で返事をしていく内に、
相手も話したい話題が思い浮かんでいる可能性があります。
そんな時は、「オープンド・クエスチョン」で自由度の高い質問をすることで、
相手が自分の好きな話題を展開しやすくなるように配慮します。
相手も自分が話したいタイミングで話しやすくなる質問が来ると、
会話も増え、テンポも早くなり、
コミュニケーションが盛り上がるようになっていくはずです。
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以前、私は人とまともにしゃべることすらできないコミュ障でした。
その上、一時期は人と話すことはおろか、ヒトの気配を感じただけで怖くなり、涙目になって逃げだしてしまうようなレベルの対人恐怖症でもありました。
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その結果、対人恐怖症は改善し、また良い会話教材に出会い、正しい会話のコツについて学んだことで、
「誰とでも仲良くなれる」「仕事もケタ違いに上手くいく」ということを自ら経験しました。
実際に体験して分かったのですが、コミュ力は、才能ではなく鍛えられます。
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