あまり話さないような大人しい人は
他人を気遣える心優しい人が多いです。
それでは、どうして静かでシャイな人は
他人を気遣える心優しい人が多いのか?
その理由を順を追って説明したいと思います
まず、おとなしい人がなぜ大人しくなるのかというと、
人と会話する時に、常に相手の顔色を伺っているからです。
相手の機嫌をよく見ながら自分がどうするかを考えるので、
自分から軽く話しかける回数というのは
自己中な人間などと比べると極端に減ります。
また、周りの評価にも敏感です。
日本では目立ってしまうと不特定多数の人間からの攻撃対象になるので、
際立った存在になることを悪いことだと勘違いします。
そのため、変な行動を取らないように気をつけ、
傍から見ると「良い子」に見えるようなキャラを演じようとします。
(本人には「良い子」になる自覚がなくても、です。)
そして、なぜ人が人生を生きる中で、
客観的に見て「良い子」「目立たない子」キャラに見えるよう演じるようになるのかというと、
それは幼少の頃、大人の感情に振り回されていた経験があるからだといえます。
小さい頃から、やんちゃをしたら「そんなことをしたら周りにダメな人だと思われるよ。」
活発に動き回っていたら「静かにしないとバカだと思われるわよ。」
「お父さんお母さんの恥になるから、静かにしてなさい。」
といった言葉で叱り続けられれば、
子供も周りの人の目を気にするようになり、下手な行動はとらなくなっていきます。
もちろん、その人が元々「気配りできる子」「周りを見れる子」「空気を読める子」
になる素質が高いからという、先天的才能も相まってそうなるのですが、
極端に大人しくて、聞き分けの良い子ができるのには
やはり後天的な、生活環境が大きく影響しているはずです。
また、子供の頃は、大人の言うことを素直に聞くと「良い子」になれますし、
どこに行っても静かに振る舞っていると「お利口さん」と褒められます。
反抗的で活動的な子だと、これに反発するのですが
頭の良い子や人見知りの子供は、言うことを聞いた方が絶対に得だと
子どもながらに確信します。
ある意味、子供時代は活発な子供より
大人しくて人見知りな子供の方が得をするのかもしれません。
大人社会の習性を無意識の内に上手く利用でき、
大人を味方につけることができるからです。
しかし、あなたもご存知のように
年を取るにつれて、この状況は徐々に変わってきます。
大人の機嫌を伺うような毎日を過ごしていれば、周り人達が発する空気を気にしすぎて、
いつでもどこでもドキドキ緊張して、気の休まらない時間が増えていくばかりです。
それどころか、
周りに合わせようと気を遣う自分に対して
「あなたは何を考えているのか分からない。」
「自分の言いたい事は言わないな。」
と、「本当の素顔を見せなさい」と言わんばかりに
厳しく当たる人も出てくることもあります。
しかし、今まで人の顔色を伺いながら対応するのが普通だった人にとって
「本当の素顔を見せなさい」などと言われても
ますます混乱して、どうすればよいかわからなくなってしまいます。
自分から話す技術がないので、現状を改善することができない。
それで仕方なく現状維持で続けていく。
これが、無口な人・大人しい人が出来上がる全てです。
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以前、私は人とまともにしゃべることすらできないコミュ障でした。
その上、一時期は人と話すことはおろか、ヒトの気配を感じただけで怖くなり、涙目になって逃げだしてしまうようなレベルの対人恐怖症でもありました。
しかし、どうにか自分の人生を変えたいと思い、他人と向き合うことに挑戦を続けていました。
その結果、対人恐怖症は改善し、また良い会話教材に出会い、正しい会話のコツについて学んだことで、
「誰とでも仲良くなれる」「仕事もケタ違いに上手くいく」ということを自ら経験しました。
実際に体験して分かったのですが、コミュ力は、才能ではなく鍛えられます。
そして、「会話術を学ぶことで誰でも自分の人生を好転させることができる」という真実を、産まれて初めて思い知ることになったのです。
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