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人は元来自己中心的な生き物です。

「人の事を考えている時も、実は自分の事を前提に考えていた」

なんてことがよくあります。

 

 

そして、これは会話についても同じ事が言えます

人は、相手に対して注意していないと、つい自分勝手な発言をしてしまいます。

また、聞き手の事を考えて言葉を発していたら、

逆に聞き手を傷つけてしまうこともあります。

 

 

 

話し相手に注意していなかった時は仕方がないにしても、

聞き手の事を考えているのに、どうしてこのような自体が起きてしまうのでしょうか?

 

 

その答えは非常にシンプルです。

話し相手・聞き手も、私達と同じ人間で、自己中心的な生物だからです。

 

 

親近感を持ってもらうには「何を話すか」ではなく、「どう聞かれるのか」を考える

 

 

あなたが話を始めたからといって、

相手が必ずしも興味を持って聞いてくれるかどうかは分かりません。

 

 

あなたが面白い話を考えて話したところで、

聞き手は窓の外に見える大きな建物に注目しているかもしれません。

 

 

あなたが相手の趣味に合わせた話を提案したところで、

話し相手は既に別の趣味に没頭し始めているかもしれません。

 

 

 

 

このように、変化するのは自分だけではありません。

あなた以外の第三者も、

常に、リアルタイムで、話している最中にも絶えず思考が変化しているのです。

 

 

あなたは「会話」について調べようと、このページに来てくださったことと思います。

しかし、この短い期間にも、自分以外の人間も変化しようと何かを調べているかもしれないのです。

 

 

 

 

親近感を持ってもらう話をするためには、

このような身勝手な人間の性質をよく理解し、利用する必要があります。

 

 

次に紹介する話題・考え方はほんの一例ですが、

どのように考えれて話をすれば、親近感を得てもらえるかが

徐々にわかってくると思います。

 

 

同じ環境で体験していることを話題に出す

 

 

あなたと同じ場所にいる話し相手は、

窓の外に見えるものに夢中になっているかもしれませんし、

さっきから聞こえている大きな音や振動を気にかけているかもしれません。

 

 

「あそこに見える建物って何だろうね?知ってる?」

「何か演奏でもしてるのかな?今日は何か特別な日だったっけ?」

 

 

「雑談のコツ」コーナーでもご紹介したことがありましたが、

共通の話題は身の周りに溢れています。

同じ環境で体験していることを話題にすることは、

話し相手にとっても身近な出来事なので、自然と親近感を感じるようになるのです。

(関連記事:その場で雑談の話題を思いつく画期的な方法)

 

 

相手の様子に注意を向ける

 

 

もしかしたら、話し相手は体調が悪いかもしれません。

 

「風邪?顔色悪いけど大丈夫?」

 

 

と、相手の心理にフォーカスした話を入れられると

相手も気遣いに感謝するでしょう。

 

 

 

また、自分の話を納得して聞いてくれないような感じだったら、

別の意見を持っている可能性が高いです。

うなづかない、気難しい顔をしているなど、人によりサインはさまざまです。)

 

 

「あなたはどう思う?」

「まあこれはあくまでも私個人の意見なんだけどね。何か他に思いつくこと、あった?」

 

 

自分の意見が絶対だと意固地にならず、

他の意見も聞き入れる心の広さを持ちましょう。

また、反対意見を聞いたときも、相手の話をストレートに否定しないように注意することです。

 

 

一方的で断定的な話し方をしない

 

 

さきほどご紹介したポイントと少々被る部分もありますが、

そのところをさらに詳しく説明したいと思います。

 

 

例えば、あなたがセミナーなどの会場で不特定多数の人に話をすることになった時、

 

「○○関係の仕事に就いている人は、本当にだらしない人が多くて・・・」

「最近の新卒者は、身勝手でわがままで使えないから・・・」

 

 

と、断定的な意見を一方的に言いつけてしまっては、

不愉快に思う人は当然出てくるでしょう。

 

 

「○○関係」の仕事と関連する業界で働く人は深く傷つきます。

今年の新卒者がその会場にいた場合は、話を聞く気をすっかりなくしてしまうかもしれません。

 

 

 

 

相手がいつ、どのようなことをして、どんな体験を積んできたか、

それは相手以外の誰も知る由がありません。

 

 

そのため、いくら自分が面白いと感じた話を好き勝手に発言したところで、

いつでもどこでも100%親近感を得てもらうことは難しいのです。

 

 

 

人はあなたと同じように、常に心変わりしています。

そんな人に親近感を持ってもらうためには、

「何を話すか」という自分中心な考え方ではなく、

「どう聞かれるか」という他人中心の考え方で

話す内容を考えることが、上手くいくコツの一つです。

 

学校でも友達作れず、会社員時代も上司や部下と上手くいかなかった管理人が誰とでも仲良く話せるようになり、人生が思い通りに行くようになった秘訣とは?

 

以前、私は人とまともにしゃべることすらできないコミュ障でした。

その上、一時期は人と話すことはおろか、ヒトの気配を感じただけで怖くなり、涙目になって逃げだしてしまうようなレベルの対人恐怖症でもありました。

 

しかし、どうにか自分の人生を変えたいと思い、他人と向き合うことに挑戦を続けていました。

その結果、対人恐怖症は改善し、また良い会話教材に出会い、正しい会話のコツについて学んだことで、

「誰とでも仲良くなれる」「仕事もケタ違いに上手くいく」ということを自ら経験しました。

   

実際に体験して分かったのですが、コミュ力は、才能ではなく鍛えられます。

そして、「会話術を学ぶことで誰でも自分の人生を好転させることができる」という真実を、産まれて初めて思い知ることになったのです。

 

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