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その人の性格にもよりますが、

部下の提案を断ったり、友人の意見を否定したりするのはきまづい思いをしますし、

相手を気付つけないようにと変に気を遣ってしまうものです。

 

 

「自分の意見はしっかり言うように」

 

 

とは良くいったものですが、だからと言って

つっけんどんな態度で「それはダメ!」と、

他人の意見を真っ向から反対するような事を言えば、

たちまち人間関係はギクシャクしてしまいます。

 

 

そうやって否定から話す方法しか知らない人は、

「それでいい」と経験上思いこんでいますのでどうしようもありませんが、

本来なら、人の反対意見を言う時はもっと工夫した断り方が必要なのです。

 

 

他人の提案・意見を断る方法 いかに面子(メンツ)を潰さないかがコツ

 

 

他人の意見に真っ向から対立し、

否定してしまうと、話し相手は必ず嫌な気分になってしまいます。

(参考記事:「話を聞くときの心構え 一つでも当てはまったら話を聞けてないかも?」

 「「ですから、何度も申し上げましたように・・・」

なぜこの言葉が相手を不快にさせるのか」

 

 

また、大勢の人がいる前で一人の提案を「駄目だからな!!」

と怒りながら断ってしまえば、断られた人のメンツ(面子)は丸つぶれです。

 

 

 

中高年の人は、経験上「全否定」してしまうクセがついている人もいますが、

その人達のマネをしてしまうと、周りから嫌われ、煙たがられる存在になる恐れがあります。

 

 

このように、人は面子が潰されるなどして自尊心が傷つけられる事に

相当な不快感を感じてしまいますので、

正面からぶつかるような断り方は、決して得策とは言えないのです。

 

 

 

それでは、相手が嫌な気分にならない断り方・否定の方法というのは何か?

というところなのですが、

傷つけさせないためには「ワンクッション置いた表現」をすることが有効です。

 

 

他人の面子を守るための、「ワンクッション置いた表現」を用いた会話例

 

 

〇提案を拒否・否定する悪い例

 

 

友人「ねえねえ。今度の旅行の予定表作ったんだけど、どう?」

自分「ええー、微妙じゃない?

みんなで遊べる予定が全然ないし、計画性ないよね、あんた。」

 

 

部下「指示を受けていた資料作成ですが、出来上がりました。」

上司「うーん、ダメだなこれは。

この辺がよくまとまってないから、すぐに直しといて。」

 

 

 

〇提案を拒否・否定する良い例

 

 

友人「ねえねえ。今度の旅行の予定表作ったんだけど、どう?」

自分「わあ、すごく面白そうになってきたね!

あとは、みんなで楽しめる時間をどこかで作れればいいかも。」

 

 

部下「指示を受けていた資料作成ですが、出来上がりました。」

上司「おお、なかなか良い形になってきたな。

ただ、この辺の所だけ修正してほしい所がある。」

 

 

 

上の会話例を比較してみると、良い例と悪い例で明らかに違う点が2つあります。

 

一つは、良い例では否定文句を一度も使っていないという点。

そして、もう一つは、良い例ではまず話し相手の意見を肯定するところから入り、

話し相手の提案を認めてから自分の意見を言っている点です。

 

 

 

このように、話し始めから相手の意見を全否定せずに、

まずは相手の意見を尊重してあげることで、

会話全体の雰囲気が柔らかく感じられるようになります。

 

 

そして、柔らかくなった雰囲気の中で

そっと自分の意見を発言することで、

相手が受ける印象はだいぶ減少し、素直に受け入れてくれるようになります。

 

 

 

相手を意見を否定する上手な方法・コツとは、

いかに他人の面子を潰さないか、自尊心を傷つけないかにあるのです。

 

 

ですから、他人の提案を断るときは、

すぐに断りを入れる所から始めるのではなく、

相手の立場に立って、やんわりとした口調で話す方が好ましいのです。

 

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以前、私は人とまともにしゃべることすらできないコミュ障でした。

その上、一時期は人と話すことはおろか、ヒトの気配を感じただけで怖くなり、涙目になって逃げだしてしまうようなレベルの対人恐怖症でもありました。

 

しかし、どうにか自分の人生を変えたいと思い、他人と向き合うことに挑戦を続けていました。

その結果、対人恐怖症は改善し、また良い会話教材に出会い、正しい会話のコツについて学んだことで、

「誰とでも仲良くなれる」「仕事もケタ違いに上手くいく」ということを自ら経験しました。

   

実際に体験して分かったのですが、コミュ力は、才能ではなく鍛えられます。

そして、「会話術を学ぶことで誰でも自分の人生を好転させることができる」という真実を、産まれて初めて思い知ることになったのです。

 

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