自分が悩み相談を受けたときの対応法は、
悩み事を聞くときのコツ 自分のペースにもっていかないなどのページにて
お話ししましたが、今回はその逆の「自分が相談・アドバイスをする時」に
失敗しないコツをお話ししたいと思います。
まず、正しい相談の受け方など、誰も習ったりすることはありませんので、
知らない人が多いのが実情です。
悩み相談の聞き方について、他のページで説明していますが、
あなたも詳しくは勉強した事などなかったのではないでしょうか?
つまり、何も考えずに、誰彼構わず自分の近くにいる人に悩み相談を持ちかけたり、
アドバイスを聞こうと話しかけたりすれば、
期待していた結果を得ることは難しくなるはずです。
それでは、悩み相談やアドバイスを聞きたい時は、
一体どのような人に聞けばよいのでしょうか?
ほとんどの人は、そんな疑問が頭に浮かぶと思いますので、
誰に相談するかを決めるときに参考になる判断基準をお教えしたいと思います。
悩み相談・アドバイスは、その分野の専門家・詳しそうな人に聞くことが原則ルール
現代社会は、カウンセリングといっても実にさまざまな種類があり、
悩み相談の分野別に、専門知識を持つプロが対応する組織がたくさん存在しています。
なぜ、これほどまでに人の悩みを聞く会社組織・福祉機関が増えたのかと言いますと、
昔と比べて悩み苦しむ人間が増加し、悩みが原因の自殺率が世界最高水準になる位までに
社会的問題になったことが分かったからです。
「誰にも言えない大きな悩み」「人に理解されない苦しみ」
そんな辛い爆弾を抱えている人が世の中には大勢います。
悩みを持っている人は、その爆弾を一人ではどうすることもできず、
爆発するまで泣きながらずっと持っています。
それも、もし自分の話を理解してくれる人が現れたら、
爆弾を手放すことができたのにもかかわらず、です。
あなたもこの社会の状況から学び、
無駄に傷つくことがないように、
自分が手助けを求める場合は人を選ぶ必要性があるのです。
ですから、悩み相談、アドバイスを聞きたいと思った時は、
自分が悩んでいるジャンルごとに相談する相手を選ぶようにする必要があります。
例えば、結婚を考えているなら、既婚者で幸せそうな人か、結婚相談所へ相談する。
知らない会社に転職しようと考えているのなら、転職経験のある人や
その会社の業界に詳しい人に相談する。
学校へ行くのが嫌で、生きていくのが辛くなったら、
親や先生の他にも、児童相談所や、学校生活で同じ目に遭った先輩を探して助言を求める。
(身近に相談できる人がいないなら、インターネットの掲示板なども活用してみる)
初めて出かけるイベントに行くなら、注意事項や必要な物などないか、
元々その手のイベントに詳しい人にアドバイスを求める。
その道に詳しい人、親身になって聞いてくれる人を相談相手に選ぶようにすれば、
きっとあなたを理解してくれる人に出会えるようになるはずです。
逆に、その道に詳しくない人、若しくは自分のことをあまり知らない人に
相談をしてしまうのはできるだけ避けるようにしてください。
悩みを打ち明けても、
「ああ、そんなの大したことないって。ただの考えすぎだよ。」
「それはあなたが駄目だと思うよ。私だったら・・・」
「(転職や、新たな挑戦をしようと決意したら)冒険するのはやめた方がいいと思うよ。」
と、問題を軽くとらえられてしまうか、相手から煙たがれてしまうなど、
ネガティブな対応が返ってきてしまいます。
このとき、もし悩みが深刻な場合は、
「自分はやっぱりダメなんだ。生きている価値はないのかな。」
と、さらに絶望へ追いやられてしまう可能性が出てきます。
(何かをやりたいと思っていた時は、そのチャレンジを止めようと考えてしまいます。)
話し相手を誤るだけで、本当に危険な状態へ陥ることもあるのです。
実際に、それで多くの人が自ら命を絶っています。
会話に興味を持っているあなたであれば
そんなことにはならないとは思いますが、
アドバイスを聞くときは、できるだけ話し相手を選択するようにしましょう。
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以前、私は人とまともにしゃべることすらできないコミュ障でした。
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その結果、対人恐怖症は改善し、また良い会話教材に出会い、正しい会話のコツについて学んだことで、
「誰とでも仲良くなれる」「仕事もケタ違いに上手くいく」ということを自ら経験しました。
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