対人関係において、嫌いな人・性格合わない人ができるなどの問題が発生するのは
ただ単に相性の問題ではなくて、噛み合わない会話のパターン、
お互いの感情が悪くなるような、ある一定の行動のパターンを取ってしまうことが原因です。
（参考記事：なぜ「苦手な人」「嫌な人」ができるのか パターン化した人間関係）
今まであなたにとって嫌な思いをさせてきた人間は、
あなたとの性格の不一致というよりも、
あなたとのコミュニケーションの築き方に失敗したといった方が正しいです。
そして、逆に考えれば、
あなたも不特定多数の人にとって、嫌な人・性格悪い人として見なされている嫌われ者
ということにもなります。
あなたにとっては全く悪気は無くても、
他人から見るとあなたのような人間とは付き合いたくない・接したくない
と考えている人もたくさんいるのです。
しかし、そうやって過去の自分を思い返すと、
ネガティブで後ろ向きな感情になってしまう人も多いのではないかと思います。
そこで、今回は自分が性格悪い人になっていないかを自覚するコツについて
解説したいと思います。
もくじ
悪い会話パターンには、仕掛ける人と仕掛けられる人がいる
まずはじめに理解しておいてほしいことは、
あなたと不特定多数の誰かがコミュニケーションを取ったときに不愉快な思いをした時、
そこには悪い会話パターンを仕掛けようとした人と、
悪い会話パターンを仕掛けられた人、合計二人以上の人間が必ずいるということです。
つまり、会話に参加する双方が両方とも気持ちよく会話ができなかった場合、
仕掛けた人にとっては、仕掛ける会話のパターンが間違っていたことになり、
仕掛けられた人にとっては、対処法・回答が好ましくなかったことになります。
この点を理解していれば、普段自分が嫌な思いをした時、
どのような会話パターンになっていたかを冷静に反省することができます。
そうすれば、
「次回は別の方法でやってみよう」
「自分にとって嫌な人だったAさんは、Bさんととても気があっているみたいだから、
Bさんの会話パターンや行動パターンを真似して自分に取り入れてみよう。」
という風に、自分の過ちに気づき、成功への一歩を前向きに踏み出すことができるようになります。
「自分は人を傷つけたり、嫌な事は絶対にしていない。」と言う人が、自分の過去の行いに対して最も反省しなければならない理由
また、中には「自分は他人に対して嫌な事など絶対にしない。」
と自信を持って言うスゴイ性格の人もいると思います。
しかし、このようなタイプの人こそ、自分が性格悪い嫌味な人になっていないか
一番気をつける必要があります。
その理由ですが、自分には落ち度がないと思っていても、
無意識の内に他人に迷惑行為をしていたり、不快な思いをさせたりしている場合があるからです。
自信過剰な人は、自分の欠点にいつまでも気づけず、改善もできない弱点があるといえます。
ですので、あまり対人関係で嫌な思いをしたこともないし、
意地悪な事・いじめもしたことがないという人は、
「もしかしたら私もどこかで悪い会話のパターン・悪い行動パターンを
行って人を傷つけているのではないだろうか？」
と、今一度考え直して、自分を見つめ直してみてほしいと思います。
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以前、私は人とまともにしゃべることすらできないコミュ障でした。
その上、一時期は人と話すことはおろか、ヒトの気配を感じただけで怖くなり、涙目になって逃げだしてしまうようなレベルの対人恐怖症でもありました。
しかし、どうにか自分の人生を変えたいと思い、他人と向き合うことに挑戦を続けていました。
その結果、対人恐怖症は改善し、また良い会話教材に出会い、正しい会話のコツについて学んだことで、
「誰とでも仲良くなれる」「仕事もケタ違いに上手くいく」ということを自ら経験しました。
実際に体験して分かったのですが、コミュ力は、才能ではなく鍛えられます。
そして、「会話術を学ぶことで誰でも自分の人生を好転させることができる」という真実を、産まれて初めて思い知ることになったのです。
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