自己評価の高い人、いわゆるプライドの高い人と話す時は、
「プライドを傷つけないように気をつけなくては」
と身構えてしまいそうになりますので、
なんとなく人間関係の敷居が高い・会話の難易度が高いイメージがあります。
しかし、これまで説明してきた
「頭の良い人」や「見栄っ張りで権威的な人」などのタイプと比べても、
実は一番接しやすいのは、この「プライドの高い人・高飛車な人」だったりします。
なぜならば、「プライドの高い人・高飛車な人」は、
会話の内容への注意はほどほどにしていて、
「会話の雰囲気」を重要視する特徴があるからです。
この特性を利用すれば、比較的簡単に話を盛り上げ、
褒めてあげることが可能です。
今回は、そんな雰囲気重視の気分屋な性格の人達の対処法、
具体的な会話テクニックや接し方のコツについてお話ししたいと思います。
(参考記事)
社会的地位の低い人(部下・後輩・年下)大人しい人の対処法「下手に出る」
見栄っ張りで威張るのが好きな人をホメる、一枚上手なテクニック
プライドの高い人との話し方の極意 「雰囲気」さえ作れば大丈夫
先ほど申し上げましたように、プライドの高い人・高飛車な性格の人は、
話の内容については注意を反らし気味で、
逆に「会話の雰囲気」を重要視する特徴があります。
つまり、具体的な褒め方をせずとも、
「あなたを褒めてあげますよ。」
「君を評価していますよ。」
「あなたを好意的に捉えていますよ。」
という雰囲気さえ前面に出すことができれば、
プライドの高い人は、その「褒められる・好意的に評価される」という
「プラス思考の雰囲気」を素早くキャッチするので、
勝手に喜び、機嫌が良くなるのです。
ちなみに、具体的な褒め方をしないでよいというのは、
「あなたの○○な所がすごいと思う。」
「君の□□な性格ってすごく魅力的だよね。」
という風に、ホメる部分を細かく分析して評価することです。
プライドの高い人や高飛車な人を相手にする場合、
なんとなく気を遣って上のような言葉をかけてしまいそうになりますが、
本当は下のような抽象的な会話例でも全然通用するのです。
「○○さんがいると、この場の雰囲気がなんとなく良くなるんですよね。」
「いつも思うことがあるのだけれど、
あなたって本当は何かすごい力を持ってるんじゃないかと思うのよね。」
もしも、思慮深い人、疑り深い人がこのようなホメ言葉を言われたら、
「ああ、社交辞令か何かかな。」
「また思ってもない事を、ペラペラと口にできるな。嘘つき。」
と疑う可能性もありますが、プライドの高い人には
これくらいの褒め言葉が一番しっくり来るのです。
その前に、プライドの高い人なら褒められそうな雰囲気を感じ取って
頭の中で勝手に舞い上がってしまうことも考えられます。
ですので、プライド意識の高い人・高飛車な人には、
形になっていなくても良いので、気分の良くなりそうな言葉をかけてあげましょう。
(参考記事)
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