会話を続けても、相手がなかなか自分の話をしないことがあります。
無口な人の口が重いのは、致し方ありません。
また、相手が話をしないのには、たまたま相手自身に問題がある事もあります。
しかし、それでも「相手と楽しくおしゃべりしよう」
と思って会話に臨み、一向に相手が話をしないのは
あなた自身に問題がある可能性も高いと言えます。
自分が原因で相手が話をしてくれない原因は、主に2つ考えられます。
一つは、あなたへの警戒心が解けず、信頼できずにいるケース、
もう一つは、あなたの話を聞く姿勢が相手に伝わっていないケースです。
もくじ
話し相手が口を開かない理由その1 あなたへの信頼感が足りず、警戒している
相手の警戒心が高いのには、会話を通して大きく傷ついた経験があり、
「もうあんな思いはしたくない。」という考えから、
必要最小限の事しか口に出さないという場合があります。
「ということは、相手に問題があるということですよね?」
確かにその通りです。
もし、逆の立場であれば、私達は頑なに心を閉ざすことを止め、
自分から会話に積極的になるように変わらなければなりません。
しかし、相手はまだそのことに気づいていないはずです。
そんな相手の口を開かせるためには、私達からアクションを起こさなければラチがあきません。
話を元に戻しましょう。
相手が警戒しているのは、わたしたちを信頼できていないからです。
つまり、相手の警戒心を解くためには、
相手に信頼感を持ってもらえるような行動を取ればよいのです。
人間が人を判断し、信頼するかどうかを決めるためには
判断する相手の事をよく観察し、知る必要があります。
そのため、普段通りの会話と比較して、
自分の事についての話を少し多めにするようにしてみましょう。
(自分の事を相手に知ってもらうために会話をすることを「自己開示」と言います。
相手に向かって積極的に自分の事を知ってもらう事で、
わたしたちがどのような人間なのかが、相手も判断できるようになります。
警戒心が強い相手には、「自己開示」を積極的に使用して、
こちらから心を開いていきましょう。
話し相手が口を開かない理由その2 あなたの話を聞く姿勢が相手に伝わっていない
相手が口を開いてくれない理由、もう一つの原因は
あなた自身が相手の話を聞こうとしていないことが考えられます。
「人の話は最後まで聞く」は本当に大事だった 好感度が上がる聞き方
「人が話している時に口を挟まない」先人が教えてくれた会話の極意
でも詳しくお話ししましたが、自分に悪い意志がなかったとしても、
相手に自分の聞く姿勢が伝わっていないと、相手は自分から話をすることを止めてしまいます。
雑談を盛り上げようと意識しすぎてしまうと、
今度は相手の話を聞こうとする意識が薄れてしまいます。
自分から盛り上げようと考えることは非常に良い事だと思いますが、
会話の基本は「相手のことを思いやる気持ち」です。
相手の事を考えない会話は、なかなかうまくいくものではありません。
自分から雑談を持ちかけようとするときに忘れがちな
「相手の話を聞く姿勢」、会話をする時は忘れないように気をつけましょう。
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以前、私は人とまともにしゃべることすらできないコミュ障でした。
その上、一時期は人と話すことはおろか、ヒトの気配を感じただけで怖くなり、涙目になって逃げだしてしまうようなレベルの対人恐怖症でもありました。
しかし、どうにか自分の人生を変えたいと思い、他人と向き合うことに挑戦を続けていました。
その結果、対人恐怖症は改善し、また良い会話教材に出会い、正しい会話のコツについて学んだことで、
「誰とでも仲良くなれる」「仕事もケタ違いに上手くいく」ということを自ら経験しました。
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